お酒を大量に飲む人をアルコール依存症と思っている人もいますが、
アルコール依存症は重大な病気のひとつです。

治すことがなかなか難しい病気であり、
身近な生活の中にあるアルコールが原因で起きるものだからこそ、
誰しもが注意をしなければいけません。

具体的にアルコール依存症とは一体どういうものなのでしょうか?
また、なってしまった場合に何をすればいいのでしょうか?

アルコール依存症とは?

2016-04-07b

アルコール依存症とは、
アルコールを摂ることで体や精神に問題が出ているけれども
アルコールをやめられない性質のことをいいます。

アルコールと聞くとそれほど重大に受け止めない人もいますが、
アルコール依存症は麻薬や覚せい剤などと同様であり、それぐらい重大なものなのです。

アルコール自体が、依存性があるものなので
アルコールを飲むことでアルコール依存症を発症してしまうのです。

アルコール依存症になると大きく分けて3つの症状が出てきます。

ひとつ目が、耐性。
お酒を毎日のように飲んでいると、お酒に強くなります。
今まではビール1杯で気持ち良い気分になったのが、
毎日飲み続けることで気持ち良い気分になるまでのビールの量が2杯3杯とどんどん増えていくのです。

まさにこれが耐性です。
アルコール依存症になるとこれがどんどん進行し飲む量が増えてきます。
ですが、病気が悪化しすぎると耐性が落ちてくるので、
少しのお酒でも泥酔状態になってしまうのです。

ふたつ目の症状が、お酒を飲んでいる時の異常な行動です。
正常な判断が出来る時であれば、
気持ちが良いぐらいになったらお酒をやめることができます。
ですが、アルコール依存症になると気持ち良いぐらいの
ちょうどいいところでお酒をやめるということができなくなってしまいます。
これをコントロール障害といい、
これがアルコール依存症かどうかを見極める症状にもなります。

一旦アルコールを口にしてしまうと、
自分では制御ができなくなってしまうのです。
このコントロール障害が起きてしまうと、
仕事があるのに平日の昼からお酒を飲んだり
職場でお酒を飲んだりなど社会人として異常な行動がみられるようになります。

コントロール障害が悪化していくと、
起きたら酔っぱらって寝てしまうまで飲み続け、
また起きたら飲むという行動を繰り返す、連続飲酒発作という症状が出てきます。

連続飲酒発作が起きている時は、
お酒を買いに行くのと飲むこと以外には何もせず過ごし、
数日これを続けると、体がアルコールを受け付けなくなるので断酒します。

ですがしばらくするとまたお酒が飲みたくなりますが、
コントロール障害が起きていてお酒の量が制御できず
また同様に連続飲酒発作を引き起こすということを繰り返すようになります。

また、アルコール離脱症候群もアルコール依存症の症状のひとつ。
いわゆる禁断症状のようなもので、
アルコールが体内からなくなってくると手が体がふるえたり、
汗が出たり、うまく眠れなくなったりなどの症状が出てきます。

さらに、断酒してから数日たつと幻覚症状などもでてきます。
こういった症状が起こらないようにするため、
またお酒を飲んだしまうことで依存症が悪化していくのです。

麻薬や覚せい剤よりもより身近なアルコールだからこそ、
アルコール依存症は怖い病気なのです。

アルコール依存症には酢酸が効果的?

アルコール依存症になるきっかけは様々かもしれませんが、
多くはお酒を飲んだ時リラックスした気分になることです。

特にストレスなどにさらされている人ほど、
アルコールを摂取することも多いそうです。
ですが、そういったリラックス効果だけではなく
人間の脳自体がアルコールを欲しているのです。

というのも、そもそも脳が活動するために
血液中のブドウ糖をエネルギーとしているというのはよく知られていることです。

ですが、実は脳は酢酸もエネルギーとして消費することがわかったのです。
アルコールと酢酸に関係性がすぐに見いだせないかもしれませんが、
アルコールと酢酸の関係は、体内でアルコールが分解される段階にあります。

アルコールを摂取すると、肝臓でアルコールが分解されます。
肝臓では、アルコールがアセトアルデヒドという物質に分解され、
アセトアルデヒドは血管を通って全身へと運ばれるのです。

全身に運ばれるとアセトアルデヒドは酢酸になり、
さらに水と二酸化炭素へとなるのです。

アセトアルデヒドが水と二酸化炭素にまで分解されると、
お酒が体から抜けた状態となります。

アルコールが、アセトアルデヒドから酢酸になる段階で、
脳はその酢酸を消費するわけなのです。

つまり脳は、酢酸を発生させるためにアルコールを好むのです。
逆に言えば、酢酸を摂取してしまえば、
脳がアルコールを摂取したいという欲求を満たすことが出来るのです。
そのため、アルコール依存症の人に酢酸を摂取することが効果的だとされているのです。

お酢を飲むと二日酔い予防にもなる

お酢に含まれる酢酸は、脳のお酒を飲みたいという欲求を満たしてくれますが、
お酢はお酒を飲んだ時の二日酔いなどにも効果があります。

というのも、お酢にはビタミンCが豊富に含まれていて
このビタミンCがアルコールを分解する肝臓の働きを助けてくれます。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

つまり、肝臓のアルコール分解力がアップするため二日酔いになりにくくなるのです。
お酒を飲む前に、このようなお酢ドリンクなどを飲んでおくと効果がありますよ。
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アルコール依存症の人の食事のポイント

アルコール依存症になると、
とにかく飲酒ばかりになり食事は摂らない、または摂ってもごく少量になります。

そうなると栄養障害を起こし、
さらには肝機能も低下してしまうため食事を摂ることが大切になるのです。
アルコール依存症の食生活の注意ポイントをご紹介します。

高エネルギー
飲酒を優先してしまい、食事量が減ります。
少ない食事量の中から栄養をしっかりと摂るために高エネルギーな食事を心がけます。

目安としては、体重1キロあたり40キロカロリー。
つまり、体重50キロの人であれば1日2000キロカロリーは
食事で栄養を摂ることを目安にしなければいけないのです。

高たんぱく
肝機能を低下させないために、たんぱく質をしっかり摂ることが大切。
肉や魚、大豆製品などのたんぱく質を積極艇に食事の中に取り入れるようにしましょう。

これも1日の目安量があり、体重1キロに対して1.5グラム。
体重50キロの人であれば1日750グラムは摂取しなければいけないのです。

ビタミンB群
アルコールを飲むことでビタミンB群が消費されてしまいます。
ビタミンB群が消費されて不足すると、
脳に異常をきたすなどの症状が起きてしまうことがあります。
そのため、ビタミンB群を意識した献立を取り入れるようにしましょう。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

ビタミンB群といっても、ビタミンB1からビタミンB12まで
8種類に分けられるのでそれぞれをバランスよく食べることが大切。
ですが、なかなか均等に摂取することが難しいので
サプリメントで補いながらバランスよく摂取しましょう。

まとめ

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アルコール依存症はお酒を飲む人であれば誰でもなる可能性があり、
アルコールという身近なものだからこそアルコール依存症の怖さは知っておかなければいけません。

アルコール依存症だけではなくアルコールを普段から飲む人は、
酢酸を取り入れることで脳がアルコールへの欲求を抑えることにつながります。

また、食生活なども意識するようにして
アルコール依存症の症状になってしまっても悪化しすぎないようにすることが大切です。

ただし自分でコントロールが難しい場合がほとんどなので、
周りにいる人がケアしてあげるようにしましょう。