病院で血液検査をした時、AST(GOT)と書いてあるものを見た事はないですか?
これが上昇するのは加水分解酵素というものに関連している事が最近わかったんです!

なぜ加水分解酵素が出来ると、ASTが高くなっちゃうのかわかりやすく説明します。
ASTが高いって言われているなら、ぜひ知ってくださいね。

ASTってなんでしょう?

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血液検査のデータって見にくいですよね。略語で書いてあるので何が何やら・・・(^^;)

白血球赤血球などは血液一般と言われるもので、
大体どんな病気の場合でも調べる事になりますが
AST(GOT)というのは、肝臓腎臓脂質の代謝などを調べる生化学検査に含まれています。

心筋、肝臓、骨格筋、腎臓の中にたくさんあるので、もしこれらに異変があった時は
血液の中に量が増える事によって調子悪いよ~と教えてくれるものなんです。

肝臓って「沈黙の臓器」って言われているのを知ってますか?
病気になっても中々症状が現れないので、
異変に気付いた時には進行してしまっているという場合があるからなんです。

なので、このASTなどの数値を調べる事で、肝臓の状態を知る必要があります。
昔は略語でGOTだったのですが、最近はASTと書かれている事が多くなってます。

GOTASTも一緒なんですよ。

加水分解酵素ってなんでしょう?

酵素って聞く事は多いけど、加水分解酵素って・・・何?

なんか科学の勉強みたいになっちゃいますが、酵素っていうのは、
消化や新陳代謝や血液の循環などに関わって大事な働きをするものです。

酵素なしでは、食べ物を食べてもエネルギーに変える事も出来ないんですよ。
加水分解酵素はそんな酵素の1つです。

加水分解っていうのは字のまま、水を加えて分解するって事なんです。
何かを食べた時、いくら口で咀嚼されていても、その大きさのままでは身体に吸収できません。

そこでこの加水分解酵素が働いて、
食べ物をもっと吸収されやすい状態にバラバラに分解して、吸収出来るようにしているんです。
酵素はたくさんありますが、炭水化物を分解出来るアミラーゼ
たんぱく質を分解するペプシン、脂肪を分解するリパーゼなどは、よく聞く名前じゃないでしょうか。

積極的に外から酵素を取り入れてあげましょう。
最近ではコールドプレスジュースというものがモデルの間で流行し、話題になりましたね。

特殊な製法で野菜や果物を絞り、酵素を壊さずに作られたジュースのことです。
その他にも酵素ジュースなどはたくさんありますので、飲みやすいものを見つけましょう。

加水分解酵素でASTが高くなったらどうなの?

ASTはさっき書いたように、肝臓の障害などを調べたい時にされる検査です。

ASTが上昇している時は、肝臓の細胞が破壊されている時。
命の危険がある心筋梗塞では高上昇がみられます。

身体に重大な障害があるかもしれない!って思われるところですが、
そんなに高値にはなりませんが、激しい運動した後などでも上昇しちゃうんです。

これは以前からわかっていました。
でもなぜか?最近、中性脂肪を加水分解する酵素である、肝性リパーゼ
リポ蛋白リパーゼトリグリセリドリパーゼホルモン感受性リパーゼなどが作られる事で
上昇するんじゃないかってわかってきたんです。

これらは膵臓で作られる酵素です。
この中性脂肪加水分解酵素が減っちゃうと中性脂肪が分解出来ず、
血液中に残ってしまって、動脈硬化などになりやすいんです。

でも内臓脂肪を減らして、筋肉を付けると活性化して酵素も増えます。
つまり筋肉をつけようと運動する事で、酵素は増え、ASTが上昇してしまう事があるという事ですね。

ASTの軽度上昇なら、肝機能悪化とは限らない

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どうでしょうか。

血液検査のデータを見てASTが高いって出ていても、
血液検査をする前に運動した事があるなら、酷く上昇していなければ
加水分解酵素が作られる事に反応したものかもしれないってわかって頂けましたか?

あまり上昇していないから、きっとこれだ!とは言えません。
でも運動する事で、高くなっている場合があるので、血液検査をする時には注意が必要だという事です。

どこか具合が悪くて病院へ行って血液検査を受けたのなら、
他のデータと見比べて医師が判断して問題ないなら大丈夫って言ってもらえますが、
健康診断などで異常値が出た場合、ただ再検査などの指示が出るだけかも。

でもあなたが筋肉を付ける為のハードな運動をしている時であれば、
そのせいかもと思ってみてください。
再検査で病院へ行くまでビクビクしていないといけないのが、少し楽になるかもしれませんよ。