アトピー性皮膚炎に長い間苦しめられている人も多いのでは?
アトピー性皮膚炎は、1度発症してしまうと
治療に長い時間を要しますし、苦労も多いかと思います。
肌への保湿に気を付けている人はたくさんいるかと思いますが、
「食べ物」について考えてみたことはありますか?
実はアトピー性皮膚炎の人の食事は気を付けなければならないことがあります。
自分のアトピーを早く治すためにも覚えておきたいですよね。
アトピー性皮膚炎ってどんな人がなりやすいの?
アトピー性皮膚炎は、主な症状をかゆみと湿疹としているものです。
かゆみや湿疹を繰り返し起こし、
体調や環境によって症状がひどくなったり和らいだりします。
https://twitter.com/umiumi_1019/status/685101477476446208
辛そうです><
アトピーになりやすい人は、
アレルギーを起こしやすい体質の人、
皮膚のバリア機能が弱い人だと考えられています。
体質や遺伝の問題になってくるので、
なってしまったら根気強く治していくしかないという感じです。
アトピー性皮膚炎が起こる原因として、
外からの細菌やウィルスに対する免疫が過剰に反応してしまい、
本来反応する必要がないものまでに反応し、炎症が起きてしまうことが言えます。
花粉やダニ・糸くずなどのハウスダスト、化学薬品、汗、
紫外線の刺激などによって反応してしまうこともあります。
詳しい説明は、こちらの動画を見てみてください。
アトピー性皮膚炎の人が食べてはいけないもの
比較的アトピーのアレルギーを引き起こしやすい食べ物として挙げられるのは
牛乳、卵、ナッツ、チョコレートなど。
蕎麦や豆類、バナナ・オレンジ・イチゴによって反応が出る人もいます。
特に気を付けるべきなのは「牛乳」!
牛乳には、消化の悪い「飽和脂肪」を大量に含んでいて、
これが腸粘膜を弱らせてしまい、アレルギー抑制の働きが崩れるんです。
上記以外のものでできるだけ避けた方が良いものとして
「インスタント食品」が考えられます。
インスタント食品には添加物や品質保持剤、着色料が大量に含まれていて、
これらを消化するのには多大なエネルギーが必要になってきます。
このことによって体内のエネルギーが低下し、
免疫力が低下することによってアトピーを引き起こしてしまいます。
アトピー悪化したのは、ここ1ヶ月くらい、めんどくさがってお昼はカップ麺とかインスタントばっかだったせい。
明日からまたちゃんとお弁当にするぞ。
冷凍してたスープも出したし、お弁当作って持ってく。
スープジャー神。
仕事は更に忙しくても、プライベートはゆる~く過ごしたい。— s a c h i(抹茶愛強め) (@saaaa0202) February 23, 2016
自炊、素晴らしいですね!!
アトピー性皮膚炎の人が食べるべきもの
では、逆に、アトピーの人が食べたほうが良いものを紹介していきますね。
1番分かりやすく説明すると、「和食」はアトピー改善の宝庫なんです!
日本人が古くから慣れ親しんだ和食。
特に焼き魚・煮物・蒸し物がおすすめ。
油を使う量が少ないので洋食よりもヘルシーですしね。
そもそも、アトピー改善に必要な栄養素というものは
ビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質・炭水化物です。
これらをバランスよく摂取することのできるのが和食。
レストランなどでメニューに迷ったら「和食」を選んでみてはいかがですか?
お昼はさわらの西京焼き。アトピーや母乳の為にも和食が良い。身体に取り込むもの、大切。 pic.twitter.com/XsugJmB9KH
— しーちゃん (@shizuka2403) March 9, 2016
具体的な食材は、
主食だったら白米よりも「玄米」や「雑穀米」、
緑黄色野菜やゴマ、海藻も摂るべき食材です。
例えばほうれん草のお浸しにすりゴマをかけるなど、
一工夫するだけでだいぶ変わってきますよね!
アトピー性皮膚炎の人の食事の仕方・気を付けたほうが良いこと
最後に、食事の仕方に視点を移して考えていきましょう。
気を付けることその1
・ばっかり食べをしない
例えば「ゴマ」がアトピーに良いと聞いて
ゴマばかりを食べるというのは間違っているんです。
食事改善で何よりも大切なのは「バランス」。
いくらその食材がアトピーに良くても
ばっかり食べをしていたら逆に体調を崩してしまいますよ。
気を付けることその2
・油を変える
油はそもそもアトピー性皮膚炎にとってあまり良いものではありません。
ですが、油を全く使わずに毎日食事を摂ることも困難ですよね。
そんな時は「アマニ油」や「えごま油」を使うと良いでしょう。
DHA、EPAはオメガ3の脂肪酸。魚の油、亜麻仁油、エゴマ油に多く含まれます。血液の流れをよくしたり、アレルギー症状を緩和する作用があります。これからの時期、花粉症の方は魚を食べてみてください。アトピーや喘息の方もお勧めです。
— ミナミ薬局 (@minami_pharmacy) February 26, 2011
アレルギー症状を緩和してくれるんですね。
まとめ
いかがでしたか?
アトピー性皮膚炎に悩んでいる人、
保湿はちゃんとしているけど食事のことは考えていなかった人
少しはお役に立てましたでしょうか。
大切なのはあくまでも「バランスよく食べる」ということ。
無理に食事を制限したりする必要は全くありません。
アマニ油やエゴマ油はアトピー性皮膚炎だけでなく
肝臓や肌にも良いとして最近注目を集めていますよね。
自分がチャレンジしやすいと思ったものから始めましょう。
そして、アトピー性皮膚炎で特に大切な栄養素はビタミンとミネラルです。
数多くある栄養素の中でもこの2つを重点的に摂るようにしましょうね。
アトピー性皮膚炎と長い付き合いだという方も多いと思います。
そんな方たちがこの食事改善方法で少しでも症状が和らぐことを願っています。