カモミールの甘い香りは、思い出すだけでうっとりするほどですよね。
ハーブの中でも、特になじみ深いものだと思います。

そんなカモミールが、女性にとって深刻な「PMS(月経前症候群)」に良いという噂を聞きつけました。
今回は、カモミールとPMS、女性のホルモンバランスについてお話しします。

PMSのおさらい

PMS(月経前症候群)とは、排卵後から月経が始まるまでの間に起こる心身の不調の総称です。

腹痛、頭痛、便秘下痢、敏感肌ニキビ、憂鬱な気分やイライラ……
といった様々な症状が挙げられています。

これらの症状の大半は、排卵後に女性ホルモンの一つであるエストロゲン減少し、
妊娠を継続するためのホルモン、プロゲステロン分泌量が増えることから生じます

なぜホルモンバランスの変化で不調が出るのかというと、
ホルモンが切り替わる際に自律神経が不調を起こすことや、
エストロゲンが減って肌が弱ること、そして、プロゲステロンの作用で血糖値が下がりやすくなることなどが、
その人の元々の体質やその時の体調と複雑に絡むからです。
PMSの症状の出方には個人差があり、症状の種類も上記の代表的なものも含め200種類以上あるのだとか!

カモミールのPMSへの効果

カモミールが、先ほど出てきたPMSの症状に良いと言われる理由はたくさんあります。
カモミールにはジャーマンカモミールローマンカモミールがありますが、
どちらも同じくPMSに良いとされています。

一番の効果は、香りが精神症状を抑えてくれるということです。
PMSの中でも深刻な気分の不調、イライラなどを鎮めてくれます

また、その香りは身体の緊張も和らげるので、
生理前に生じる肩こり腰の痛み、そして、偏頭痛緩和する作用があります。
また、内臓の筋肉のけいれんを抑えてくれることから、
生理前〜生理中にかけて子宮が伸縮する痛みを和らげます。

ただ、カモミールはPMSのいくつかの症状を抑えるというだけで、
その大元であるホルモンバランスの乱れを整えてくれるわけではありません
全ての症状に対処するなら、後から出てくるピルサプリメントを利用した方が良いでしょう。

カモミールやハーブティーの効果についてはこちらの記事もご参考に!

カモミールでPMS改善をするなら

カモミールを使った食品やアロマグッズはたくさんありますが、
PMS対策に使うなら、やはりハーブティーがおすすめです。

ハーブティーは立ち上る香りをしっかり感じることができるため、即効性があります。
また、カモミールの精油成分胃の粘膜を修復してくれるので、生理前に胃腸不良を起こすという人にもおすすめです。

飲むタイミングとしては、就寝前が定番ですよね。
カモミールは寝つきを良くするハーブとしても知られています。

PMS対策に飲む場合はいつ飲んでも良いですが、
生理前には体温が上がるため寝つきが悪くなりがちです。
不眠がちになる人は、やはり寝る前が一番良いでしょう。

また、寝る前には向きませんが、こんなお汁粉にカモミールティーを使うレシピもあります。
お休みの日のおやつに、ゆったりした気分で作って食べてはいかがでしょうか。

ハーブ以外のPMS対処法は

カモミールではあまり効果が感じられないという人や、
もっと即効性の高い対策が必要だという人は、
婦人科で避妊婦人科治療に使われる低用量ピルを処方してもらうと良いでしょう。

低用量ピルを飲むと排卵が止まるため、ホルモンバランスの変化が起こりにくくなります。
そのため、PMSの症状も抑えられるということです。

即効性を要しないなら、チェストベリーという植物のサプリメントがおすすめです。
これは、プロゲステロンの分泌を促してホルモンバランスを正常化する働きがあります。

効果を体感できるようになるまで数カ月かかるのが普通ですが、
PMS対策用の医薬品にも使われている植物なので信頼できますよね。


↑効いたという人がたくさんいるようですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

月経のある女性なら、必ず一つ二つは月経前に体調の変化がありますよね。
それが生活に支障を来すかどうかは人それぞれですが、
仕事に行くだけでも大変な苦労をするほど体調が崩れる人も珍しくないそうです。

これを書いている私も月経前の体調の振れ幅が大きく、
身体が弱っている時には腹痛や頭痛がひどいです。

もちろん気分のイライラも出やすいので、
これからはカモミールティーを毎日のお茶の代わりに飲むようにしてみようかなと思いました。

カモミールティーはハーブティーの中でも飲みやすい方なので、
無理せず取り入れられるのが嬉しいですよね。
PMSが深刻な人も、夜眠れない人も、この機会にカモミールティーにチャレンジしてみましょう!