世の中には色々な種類の食中毒がありますよね。
一度食中毒になってしまうと、なかなか動けなくなりつらいものがあり、
できれば感染したくないものですよね。

ですが、その食中毒の中でも
一番強い毒性をもっているのがボツリヌス菌ってご存知でしたか?

毒性の強いボツリヌス菌について詳しくみていきましょう。
また、ボツリヌス菌への予防法についてもご紹介します。

ボツリヌス菌とは?

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ボツリヌス菌という名前はよく耳にすると思いますが、
実際にどんな菌なのか知っているという人は少ないかもしれませんね。

まずはボツリヌス菌がどんなものなのかをご紹介していきます。
基本的にボツリヌス菌は、海や湖、川は泥や砂の中に存在していて、
熱に強いというのがひとつの特徴です。

欧米においては、ボツリヌス菌に感染した後しっかりと治療を受けないと
死亡率が30%にもなる恐ろしい食中毒だとされています。

ボツリヌス菌が恐ろしいとされるのは、
ボツリヌス菌にとって発育環境が整っていると
ボツリヌス毒素という猛毒をの毒素を作ってしまうからなのです。

ボツリヌス毒素は、自然界の中でも
特に危険性の高い毒素だといわれているのです。

ハチミツだけではなく黒砂糖にもボツリヌス菌が!?

ボツリヌス菌は、真空状態に強いため
真空で保存された食べ物などにも含まれていることがありますが、
ボツリヌス菌といえばハチミツと思うぐらい、
ハチミツはボツリヌス菌が含まれていることで有名ですよね。

そのため、1歳未満の赤ちゃんには
ハチミツを食べさせないようにといわれているほどです。

大人は大丈夫?と思われるかもしれませんが、
健康な大人であれば問題がないぐらいの量なので全く問題ないです。

ただ1歳未満の赤ちゃんはボツリヌス菌に対する抵抗力が弱いため、
感染すると死亡してしまう可能性もあるからこそ、
1歳未満の赤ちゃんはハチミツを食べないように、としているんですね。

しかし、実はハチミツだけではないんです。
黒砂糖にもボツリヌス菌がいるといわれています。

というのも、黒砂糖をつくる工程で
ボツリヌス菌が入ってしまう可能性があるというのです。

もちろん、量的には大人が食べても問題がないものですが、
ハチミツ同様に1歳未満の抵抗の弱い赤ちゃんが口に入れてしまうことで、感染する可能性があります。

1歳未満の赤ちゃんには、ハチミツだけではなく黒砂糖にも注意しましょう。

ボツリヌス菌に感染するとどうなる?

では、ボツリヌス菌に感染するとどうなってしまうのでしょうか?
まずはボツリヌス菌に弱い乳幼児、
特に1歳未満の赤ちゃんがボツリヌス菌に感染すると
乳児ボツリヌス症というものになります。

便秘症状が何日間も続き、筋力が低下してくるという症状も見えてきます。
まだまだ授乳中のことも多いと思いますが、
おっぱいや哺乳瓶を吸う力もなくなり、泣く力も弱くなってきてしまいます。

そしてもうひとつがボツリヌス食中毒です。
これは、ボツリヌス菌の毒素を口に入れてしまったことで起きるもので、
1~3日以内に嘔吐や吐き気などの症状がでます。

さらいは、視力が低下したり、言語障害がでたりなど
神経に関するような症状も出てきてしまいます。

先述した通り、これを放置して適切に処置してもらわないと
死んでしまう可能性も十分にあるのです。

ワインが殺菌に?ボツリヌス菌の殺菌に効果があるものは?

ボツリヌス菌に感染すれば最悪死に至ることもあります。
そのため、ボツリヌス菌に感染しないようにまずは予防をする必要があります。

ボツリヌス菌に感染しないためにはどのような予防法があるのでしょうか?

ワインや紅茶


参照:http://item.rakuten.co.jp/

ワインや紅茶に含まれる赤い成分のポリフェノール。
これには、殺菌効果があります。
特に、紅茶に含まれるテアフラビンには
ボツリヌス菌に対する殺菌作用が高いことがわかっています。

加熱
ボツリヌス菌は、熱に強いという特徴があるため
少しの加熱では殺すことはできず、
条件としては120℃で4分間は加熱するようにしましょう。
そうすればボツリヌス菌は死滅するので予防になります。

真空パック缶詰
真空パックや缶詰にも潜んでいることが多いボツリヌス菌。
とはいえすべてに入っているわけではなく、
真空パックや缶詰が膨張している場合には開けずに廃棄しましょう。

まとめ

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ボツリヌス菌は、乳幼児だけが感染するものと思っていることも多いですが、
ボツリヌス菌の強い毒素を口に入れれば、大人でも食中毒を起こし最悪死に至ります。

だからこそ、乳幼児だけではなく大人も注意する必要があります。
ただ、乳幼児のようにハチミツや黒砂糖で大人が感染することはないのでご安心を。

食べ物には十分に注意し、怖い食中毒から身を守りましょう。