ダイエットに効果があることで、注目されていた「ココナッツオイル」ですが、
なんと「癌」や「認知症」にも効果がある事がわかりました。
誰しもが、掛かりたくない病気で上げる「癌」と「認知症」に効果がある
「ココナッツオイル」について、御紹介します。
ココナッツオイルって何?
最初に「ココナッツオイル」って、どういう物なのかを説明します。
よくパーム椰子の実で作られる「パーム油」と間違われますが、
よくの別物ですので間違えて買わないように注意して下さい。
「ココナッツオイル」は、現地では数千年の昔から、
食用としてだけでなく薬としても使われていた歴史があります。
「ココナッツオイル」は「中鎖脂肪酸」を多く含む「飽和脂肪酸」が
90%以上の脂肪酸で出来ています。この「中鎖脂肪酸」は、
体内の糖をエネルギーに変える「エネルギー効率」が高い為に、
体内に脂肪が付きにくくなるのが特徴です。
そのため、「ココナッツ」を食べる習慣の有る現地の人間は、
身体が若々しく引き締まった健康的な身体をしている人が多く、
生活習慣行患者の数が少ないとされています。
「ココナッツオイル」が、どうして「癌の予防」に効果があるのか
癌が発症する大きな原因にあげられるのが、主に「過酸化脂質」と呼ばれるもので、
この「過酸化脂質」の発生原因が「トランス脂肪酸」です。
この「過酸化脂質」は、体内の免疫が低下して、体内に「活性酸素」が多く発生することで、
中性脂肪やコレステロールと言った脂質を「活性酸素」が酸化させて出来た物の事を言います。
「活性酸素」は主に「トランス脂肪酸」と呼ばれる、
身体に「悪い油」を摂りすぎてしまう事で発生させてしまいます。
中性脂肪やコレステロルを酸化させやすい「トランス脂肪酸」に対して、
「ココナッツオイル」は中性脂肪やコレステロールが
酸化しにくい「中鎖脂肪酸」が多く含まれます。
また、「ココナッツオイル」には、ビタミンEなどの「抗酸化物質」が多く含まれています。
「抗酸化物質」は、癌要因の一つとされる「過酸化物質」発生の原因である
「活性酸素」の働きを抑えてくれます。
このため「ココナッツオイル」が、「癌予防」に効果があるとされています。
「アルツハイマー型認知症」に何故「ココナッツオイル」は効果があるのか
「認知症」は、脳に必要な栄養である「ブドウ糖」が、上手く吸収出来なくなることから
「栄養不足」の為に脳細胞の動きが鈍ったり、死んでいく事から起こるものです。
ですので、「ブドウ糖」以外で脳に吸収され、栄養となる物質があれば
「認知症」の症状の改善や予防が見込まれます。
「ココナッツオイル」には「ケトン体」と呼ばれる物質の生成を促す効果があります。
この「ケトン体」は、人間が飢餓(体内の血糖値が低く、生命維持が難しい)状態という、
非常時に肝臓から作られる物質で、脳の栄養源である「ブドウ糖」の代わりをする物質です。
吸収出来なくなった「ブドウ糖」の代わりを「ケトン体」がしてくれる事で、
脳への栄養補給が行え、脳の「栄養不足」が改善されます。
脳の「栄養不足」が改善されれば、死滅する脳細胞が減りますし、
「栄養不足」で動けなくなっていた脳細胞も活発に動けるようになる為に、
「認知症」の予防だけでなく、改善も望める訳です。
まとめ
癌の予防には「中鎖脂肪酸」がポイントのようです。
「ココナッツオイル」は、この「中鎖脂肪酸」が多く含まれている食材の為、
癌予防に効果があるとされているようです。
「油」の種類によって、身体が受ける影響が違いますので、
きちんと身体に良い「油」を選びたいものです。
また、「認知症」に効果がある「ケトン体」ですが、
脂肪酸を肝臓が分解することで作られますので、
余分な脂肪を燃やしてくれる効果も期待できます。
「癌予防」「認知症への効果」「脂肪燃焼」と、良いことづくめの「ココナッツオイル」ですが、
継続して摂らないと、効果は望めません。
一日に必要な摂取量は、大さじ2~3杯とされています。お勧めの摂り方として、
コーヒーに大さじ1杯の「ココナッツオイル」を入れて飲む方法があります。
コーヒー好きの方は一度試されて見て下さい。
上手に、食生活習慣に「ココナッツオイル」を取り入れて行きたいものです。