男女問わず、髪は加齢とともに薄くなったり、
精神的なストレスや病気などでも脱毛したりすることがあります。

すでにもうお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。
大切な頭部を守るだけでなく、その人印象さえ変えてしまう髪。

たいていの方なら、やはり少しでも豊かで
美しい髪でいたいと思われるのではないでしょうか。

そんな髪の薄毛対策には、大豆イソフラボンがよいという話が聞こえてきます。
大豆イソフラボンは本当に発毛効果があるのでしょうか。

もしあるとすれば、どのようにしたら薄毛対策になるのでしょう?

女性ホルモンみたいな成分?

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マメ科の植物に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのような働きをするといわれ、
美肌効果月経不順更年期障害骨粗鬆症予防などの効能がよく知られていますね。

他にもさまざまな効果が認められ、髪の発毛効果もあるといわれています。

イソフラボンをもう少し詳しく見てみよう
イソフラボンは、大豆やクズなどの
マメ科の植物に含まれるフラボノイドで、ポリフェノールに分類されます。

イソフラボンとして名が出てくるのは1930年代末ごろといわれています。
その後、研究が進み現在では広くその効果が知られるようになりました。

私たちに身近な食品である大豆の成分として、またサプリメントとして有名ですね。

イソフラボンが含まれている植物には、大豆の他にクズや、
アルファルファ、ヒヨコマメ、ピーナッツなどもありますが、
広く一般に利用されているのは大豆で、その研究も進んでいます。

大豆イソフラボンの効能と取り方

大豆は、日本やアジアで昔から食べられている食品で、私たちの食卓にはおなじみですね。

大豆そのものはエネルギーたんぱく質カルシウムミネラルも豊富で
栄養価の高い食品ですが、イソフラボンも含まれていることがわかり、研究されてきました。

大豆にはダイゼインゲニスティングリシティンというイソフラボンが含まれています。

大豆イソフラボンを摂ることで健康への効果が期待され、
先にあげたような女性ホルモンの働きの他に、
ガンの予防心筋梗塞脳梗塞のリスクの軽減も報告されています。

摂り方としては、きな粉や納豆、豆腐、油揚げ、豆乳、味噌、醤油などの
大豆製品からイソフラボンは摂取できます。

含有量は、きな粉が一番多く、豆腐半丁で一日分が摂れるといわれています。

また大豆イソフラボンは、サプリメントとしても発売されています。
しかし、サプリメントの摂り過ぎで健康への悪影響もあることから、
内閣府食品安全委員会は基準値を設定しました。

食品とサプリメントを合わせた一日の目安摂取量の上限は70~75mgとなっています。

通常日本人の食品からのイソフラボン摂取量は、
多い人で40~45mgであるといわれていますから、
食品でとる場合はよいのですが、サプリを利用するときは注意しましょう。
食品やサプリ以外にも豆乳でも摂取できます。

最近ではいろいろな味が出ているので、とても飲みやすいですよ。

イソフラボンと発毛の関係

よくいわれるのは、普通、男性ホルモンが毛を濃くするのじゃないの?
イソフラボンはエストロゲンに似ている女性ホルモンなのになぜ発毛するの?という疑問です。

ヒトの体毛は女性ホルモンで薄くなりますが、
髪の毛は男性ホルモンが多いと薄くなります。
つまり、髪は女性ホルモンで濃くなるということなんですね。

ただ、最近の研究では、イソフラボンだけでは発毛の効果が低いことから、
カプサイシンを同時に摂取することで「IGF-1」という物質増え、
それが発毛効果につながることが報告されています。

「IGF-1」とは、体内に含まれているアミノ酸結合体です。
またカプサイシンとは、カラシの辛味成分です。
トウガラシ、七味などで摂ることができます。

大豆製品とカプサイシンを組み合わせて食事に取り入れましょう。

イソフラボンの効果とエクオール

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イソフラボンの発毛効果は、人によって違います。
とてもよく効いた、効果があったという人もいれば、
全然変わらず効果を感じられなかったという人、
そしてかえって調子が悪くなってしまったという人もいます。

その理由のひとつとして今話題なのがエクオールという物質です。
大豆イソフラボンのダイゼインという成分から腸内細菌の力でエクオールが作られます。

エクオールはダイゼインよりもさらにエストロゲンに近い働きをします。

このエクオールを持っていない人が
日本人には半数いるということが最近わかってきました。

生活習慣も関係しているようですが、
エクオールはたくさん大豆を食べ続けているとできてくるともいわれます。

ベジタリアンにはエクオールを作れる人が多いそうです。
手軽に摂れるサプリも開発されていますが、
やはり昔ながらの日本食である大豆を上手に食べ続けることで、
イソフラボンの効果をアップすることができるのかもしれません。

イソフラボンを摂るときは、エクオールという物質があることも頭に入れておきましょう。