わたしたちが、なにげなく口にしている食品には、
高いgi値を示すもの、中程度のもの、低いgi値のものがあります。

健康を維持するためには、低いgi値の食品を摂るのがよいと言われています。
では、そのgi値とはどういうもので、低、中、高という違いは、
どのようにして決まるのでしょうか。

血糖値上昇の変化を測定したグラフからgi値の違いがわかるのでしょうか?

まずgi値とはなにか、ということをおさらいしよう

2015-03-01a

gi値グリセミック・インデックスを略した言い方で、
食品を摂取した後、体内で糖になって血糖が上昇する速さを測定し数値を出したものです。

1981年にカナダのトロント大学のデヴィッド・J・ジェンキンズ博士たちが、
各食品を摂取した後の血糖値上昇の違いを調べて
Glycemic Index」として発表したのがgi値の名が世界に知られた始まりでした。

1998年、2003年にはWHOからもレポートが出されており、
さらに世界各地で研究が進み始めました。
日本でも、2001年に独自の研究から低インシュリンダイエット
提唱した永田孝行氏が、各食品のgi値を発表。

その後、企業や公的機関でも研究がなされるようになってきました。

低gi値、中gi値、高gi値の違いとは?

gi値の高い値の食品は、摂取すると短時間で血糖値が上昇しやすく
低いものは上昇がゆるやか。中程度のものはそれらの中間です。

低gi値の食品を摂るとよいと言われるのは、
食べた後の血糖値上昇の速度が遅いことからです。
高gi値の食品は食べた後すぐに血糖値が上昇するので、
正常な値にしようとインスリンが多量に使われます。

しかし、低gi食品はゆるやかな上昇なのでインスリンの分泌量が少なくてすむのです。
通常インスリンは糖を分解し、余ったもの蓄えます。

ですから、いつも高gi値のものばかり食べていると、
肥満メタボリック・シンドローム、糖尿病などの疾病へとつながる可能性があります。
低gi食品をもっとメニューに加えることによって
肥満防止、糖尿病予防、健康維持に役立つとされています。

シドニー大学によるgi値の定義では、70以上高gi食品
55以下低gi値食品、その中間が中gi食品です。
また日本では、白米を基準にしたgi値も出されています。

グラフで見る各食品のgi値の違い

基準になるのは、ブドウ糖50グラム食べた健常人の体内での
血糖上昇値を2時間計測、グラフに表したものです。

それから各食品を糖質換算量50グラム食べ、
それぞれについてブドウ糖と同じように血糖の上昇値を2時間計測。グラフにします。

グラフにすると、各食品の血糖の上昇値の変化が明らかにわかります。

名称未設定

またグラフにした、ブドウ糖(基準食品)のグラフ下の面積、
つまり基準食品の曲線下面積を100として、
調べたい食品の曲線下面積を計算して出したものが、基準食品に対するgi値です。

gi値=調べたい食品の曲線下面積÷基準食品の曲線下面積×100

gi値についての疑問や問題点

gi値を正確に調べるためには、問題点もあります。
グラフにするときには、食品の中に糖質が少ないものだと、
測定できるほどの値を出すためには、現実に食べきれないほど
大量に摂取しなければならないという問題が起きてきます。

また、人間の体質は人によって違うということから、gi値に懐疑的になる人もいます。
たとえば、インスリンの分泌量や、消化能力などは人によって違いますし、
gi値は検査したグループの平均値で出されるということもあります。
食品に含まれる繊維や脂肪など、その他の成分も考慮する必要があり、
調理方法やデンプンの種類の違いでも血糖値の上昇が変わってきます。

そういった観点から、さらに研究を進めている機関もあります。

上手に取り入れよう低gi食品

食品によって血糖値の上昇速度が異なり、
gi値が算出されているのであれば、上手にそれを利用して健康維持に役立たせましょう。

低gi食品先に食べてから高gi食品少なめに摂るというような食べ方もあります。
また乳製品などgi値を下げるような働きをするものを同時に摂るのもよいかもしれません。

gi値は、おおまかに高、中、低と考えて利用するのがよいとも言われていますので、
あまり神経質になりすぎないで、毎日の食事や間食に取り入れていきたいですね。

参照:楽天市場

まずは、お米を玄米に変えるところから始めてみましょう。
後は、うどんを蕎麦に変えるとか、白砂糖ではなくてんさい糖を使うなど。

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