近年増加傾向にある『逆流性食道炎』ですが、
その症状を改善するためにはパンを食べると良いと言われています。

また、あまり知られていませんが、
パンはご飯よりも消化が良く糖分も少ないのです。
なぜ、食事はパンの方が良いのか、
その理由を逆流性食道炎についてや
パンを食べる時の注意点などを踏まえて説明していきます。

逆流性食道炎とは?

2016-01-24b

近年、私たちの日本人の食事は和食中心ものから
ファストフードやコンビニ食などといった栄養バランスの乱れた、
高カロリーな物を食べる習慣が付いてきています。

その結果、年齢を問わず『逆流性食道炎』を患う人が急増しているそうです。

この逆流性食道炎は、胃液や消化酵素が逆流することで
食道の粘膜にびらんや炎症を起こす病気で、
主な原因は下部食道括約筋と呼ばれる逆流を防ぐ働きをしている筋肉が
緩んでしまったり、胃液の増加が考えられます。

これらは、習慣化した悪い生活スタイルによって起こります。

特に、食べ過ぎや脂分の多い食事による消化不良、喫煙、飲酒、
ストレスなどが要因となっていて、
他にも猫背や妊婦、肥満、高齢者の方にも起こりやすい病気です。

逆流性食道炎の症状には、
胃酸などの逆流による胸やけや呑酸、呑酸による嘔吐、喉の違和感、
声のかすれ、咳、痰、喘息、お腹の膨満感不眠などがあります。

こちらの動画を見ていただくと、よりわかりやすいと思います。

胃酸で食道が溶けることを考えただけでも恐ろしいですよね。

放置すると悪化して食道癌などの大きな病気を招くそうなので
思い当たる症状があるなら、まずすぐに食生活を改善してみましょう。

ご飯よりもパンが優れている点について

日本人の私たちは、基本的にご飯を主食としていて、
パンには栄養等があまり含まれていないからと敬遠してしまいがちですよね。

しかし、ご飯1膳(約150g)のカロリーが252キロカロリーに対して
食パンは6枚切り1枚(約67g)で177キロカロリー、8枚切り(約50g)で
132キロカロリーとご飯よりもパンの方が半分のカロリーで抑えることができます。

また、パンはおかずが無くてもそれだけで手軽に食べられるので
忙しい朝や通勤中、ちょっとした空腹を満たすのにも便利ですよね。

しかも、パンは小麦の粉からできているので、
米の粒を噛んで食べるよりも消化が良く、胃に負担がかからないと言われています。

なので、胃がもたれず、風邪や病気などで食欲がなかったり
胃の調子が悪い時にも良い食べ物ということになります。

パンが逆流性食道炎に良いとされる理由

意外に思うかもしれませんが、
パンには逆流性食道炎の敵である『糖分』が少なく
消化にも良いとされているのです。

具体的には、ご飯1膳に含まれる糖分が角砂糖14個分であるのに対し、
食パン1枚の糖分の量は角砂糖8個分と1.75倍もの差があります。

しかし、パンと組み合わせて食べるバターやマーガリン、ジャム、
ウインナーベーコンなどの食品は脂肪分や糖分が多いので、避けるようにしてくださいね。


さらに、パンなどの炭水化物とたんぱく質を同時に摂取すると、
胃の中に長時間留まってしまうことがあるそうなので、
そこだけは注意が必要です。

また、消化の良いパンでもたくさん食べてしまっては意味がありません。

ですので、なるべく噛み応えのあるパンを少しずつよく噛んで
満腹感を得るようにしましょう。

まとめ

今回は逆流性食道炎を改善する食事はパンが良いということで
パンの意外な事実や消化の良さについて説明してきました。

私は今までパンよりもご飯やお粥の方が
胃に優しいものだと思っていましたが
パンの方が消化に良いということを知って驚きました。

また、パンはトーストして食べることが多いと思いますが、
胃のことを考えると、そのままで食べたほうが良いそうです。

さらに消化を良くするためには、パン粥がオススメです。

このように、介護食用として作られたパンもあるそうです。
これなら、原材料も安心できて胃の負担も考えられていて
まさに望み通りのパンですね♪


パンをお粥にするというのに抵抗があるかもしれませんが
胃に負担がかからないので、ぜひ一度試してみてください。

ちなみに、コンビニなどでよく売られている惣菜パンや菓子パンには
糖分や油分がたっぷり含まれているので、食べないようにしましょう。