近年、食生活の欧米化に伴い、肥満になる人が急激に増えています。
肥満は脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞と言う重篤な病の原因でもあります。

そして、肥満の患者の増加に伴い、
もう一つ増加していると言われている病気があります。

それが逆流性食道炎です。
そこで今回は逆流性食道炎と肥満の関係、
逆流性食道炎を改善させるといわれる
逆効果の油ものなどの食事について、ご紹介します。

逆流性食道炎とは

2015-05-23b

強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食べ物が食道に逆流し、
そこに留まることで、食道が炎症を起こすこと逆流性食道炎と言います。

逆流性食道炎の症状とは

1. 胸焼けがする
2. 胸や喉が痛い
3. お腹が張る
4. 酸っぱいものが上がってくる
5. ゲップが良く出る
6. 食後、胃がもたれる
7. 眠れない

逆流性食道炎の原因とは

1. 食事
2. 肥満
3. 加齢
4. 姿勢

昔は、日本人には少ない病気でしたが食生活の変化などによって、
近年、特に若い人に増えていると言われています。

 逆流性食道炎と肥満

そして、逆流性食道炎は、肥満体型の人に多い病気だと言われています。
つまり、逆流性食道炎を引き起こす原因の中で、最も多いのが肥満と言うことになります。

人間は脳にある満腹中枢という部分で
「もう満腹です」と言う刺激が伝わることで、満腹感を感じます。

しかし、肥満体型の人は、この神経の情報が上手く伝わらない為、
余計に食べてしまうことで、更に肥満となっていきます。

また肥満体型の人は、揚げ物やお肉など、
高カロリーで多くの脂質が含まれている食事を好んで食べる傾向があります。

脂っこい食事や脂肪の多い食事を続けていると、
何も食べていないときでも下部食道括約筋が緩む事で、
胃液が食道に逆流してしまいやすくなります。

また上記の食事は、胃酸を増やすことにもつながる為、
より胃液が食道に逆流しやすくなります。

肉類には、タンパク質が多く含まれていますがタンパク質の過剰摂取は、
消化をしにくくする為、胃に食べ物が長時間留まります。

これによって、胃液が食道に逆流しやすくなります。

逆流性食道炎の治療と

1. 薬の服用
2. 手術

薬による治療で症状は良くなりますが今のところ
胃から食道への逆流を根本的に治す事は出来ません。

その為、再発する人が多いのも逆流性食道炎の特徴です。
ですので、薬を長い間飲み続ける根気治療が大切となります。

薬による治療効果がない場合、また再発を繰り返す場合、
内視鏡による腹腔鏡手術を行います。

逆流性食道炎を改善させる食事とは

逆流性食道炎になったらまずは食生活の改善を図ってみましょう。

1.刺激物を避ける
コーヒーや香辛料、唐辛子、ペッパーなどの刺激物は、
食道を痛めてしまいますので、避けた方が良いでしょう。

2.酸性の食品を避ける
胃酸は酸性ですので、酢やレモン、アルコール、チョコレート、
ケーキなど胃酸が多く出る酸性の食品は避けた方が良いでしょう。

3.アルカリ性の食品を摂る。
酸性は、アルカリ性により、中和させることが出来ます。
牛乳や大根、豆腐などのアルカリ性の食品を多く摂りましょう。

4.梅干を食べる。


参照:楽天市場

酸っぱい梅干は酸性食品と思われがちですが実はアルカリ性食品です。
ですので、体を酸性からアルカリ性にしてくれますので、
逆流性食道炎にオススメの食べ物です。

梅干しのお求めはこちら

5. 消化の良いものを食べる
おかゆや大根おろし、豆腐などが良いでしょう。
特に大根には消化を助ける酵素が豊富に含まれています。

6. 油分、脂肪分の多いものは控える
天ぷらやから揚げなどの揚げ物、サラミソーセージ、
ステーキなどの脂肪が多い食べ物は控えましょう。

7. 腹八分目を守る
食べ過ぎないことはもちろんですがいつもより量を減らすということも大切です。
食事の量が多ければ多い程、胃は消化に大量の胃酸を作ります。

6.良く噛んで食べる
肥満の方に多いのが早食いです。
良く噛んで食べると、消化されやすくなるだけなく、
満腹中枢が刺激されやすくなります。

まとめ

2015-05-23c

逆流性食道炎の主な原因は肥満にあります。
食の欧米化により、日本の食生活は大きく変わり、
肥満になる人が増えるに伴い、逆流性食道炎を発症する人も増加傾向にあります。

しかし、食生活を改善することで、
逆流性食道炎の症状を改善させることが出来ます。

それは肥満を改善・予防する有効な対策でもありますので、
肥満気味な方にもオススメですよ。