よく使う言葉ですが鼻風邪とは何でしょうか?
みなさんはどんな時に鼻風邪と言っていますか?
軽い風邪、寝込むほどの状態でない。高熱が出ていない。
多少きついが仕事も普通にできる。といったことが判断材料でしょうか?

鼻風邪を辞典で引いてみると「急性鼻炎,普通感冒ともいう。
風邪のうち,鼻水,鼻づまり,くしゃみなど鼻の局所症状が強いものをさす。

ライノウイルスやコロナウイルスによることが多い。
前者は春から夏,後者は秋から冬にかけて多く発生する」とありました。

鼻風邪ということですから、風邪の症状の中でも鼻の症状が主のようです。

まずは安静

2015-12-31b

軽い症状であれば、まずは安静にして回復をまつということになりますね。
「風邪は万病のもと」ということわざもありますし無理は禁物です。

安静にしているだけで治る。
これは人間本来の持っている自己治癒力というものです。

風邪の原因が体内に入り込んでも、
体の中にある防衛組織がきちんと機能すれば軽いものなら治せるということです。

そのために、無理をしない、体に負担をかけることをしない。
また、その機能が力を発揮しやすいように、
寒くしない、暖かく消化の良いものを食べる。
睡眠をとるストレスを持ち込まないことなどがあると思います。

安静のコツ?

人それぞれに、コツというようなものを持っている場合もありますね。
「うがいを、これでもか!というぐらいすると翌朝はすっきり」
「鼻うがいが最高」「足湯でポカポカにしてすぐ寝ればOK」
「熱い豚汁に七味をたっぷりかけて食べれば」等々
それは自らの経験から体得したものですから貴重なものです。

みんなが知ってる卵酒

その中で「風邪に卵酒」ということを聞いたことが無い人はいないと思います。

確かに風邪には卵酒が効くようです。
しかし、あくまでも卵酒は医薬品ではありませんから
効果を過度に期待してはいけません。

卵酒の原料は卵と日本酒ですから、
その成分の中に風邪を治すものがあるのでしょうか。

まず卵ですが、卵の白身にリゾチームという酵素が入っています。
リゾチームは通常の風邪薬に入っている塩化リゾチームと同じです。

リゾチームは細菌の細胞のカベを壊し分解する効果があります。
日本酒の成分は大半が水分とアルコールですが、その他に糖分とアミノ酸があります。

糖分はエネルギー、アミノ酸はタンパク質の原料ですから
栄養素ととらえることができます。

アルコールは身体を温かくしてくれます。
血行が良くなる循環を促してくれますので、
風邪と闘う力を身体の隅々に送り込んでくれると言うことになります。

欧米の卵酒

欧米でもそうしたお酒を使った風邪の退治法があります。
「ホットウイスキー」これは日本でもなじみがありますね。
ウイスキーをお湯で割っただけのものでも、体は温まりそうですが、
そこにハチミツや砂糖、レモンスライスを加えたものが風邪薬替わりとして重宝されています。

アルコールに弱い人にはウイスキーをお湯で割るだけでなく、
小鍋に入れてひと煮立ちさせてアルコールを飛ばしてから使用します。

では、ワインでは

最近はやりだしましたから、
ご承知の方も多いと思いますが、ホットワインです。
ヨーロッパでは風邪の予防として、
温めたワインにレモンやオレンジといった果物、蜂蜜、砂糖を加え,
シナモンクローブのような香辛料を添えた飲み物が重宝されています。
クリスマスの飲み物ともなっています。
ワインには赤、白、ロゼとありますがホットワインには赤を使用することが多いようです。

燗ビールというのも

ドイツやベルギーではビールで同じようにホットビールが造られています。
ホットビールもワインのように副材料をいれ、
中には果物をそのまま煮込んでしまうものもあります。
ちょっと料理のようになります。

手軽な甘酒も

身近で手頃なものとして、甘酒があります。

寒い時に熱くしてフーフーと息をかけつつのむと身体も少し汗ばむくらいです。
いずれにしても、自分の身体と相談して適量で効果を確認してください。