冷蔵庫で保存している野菜は数日経つと、
どうしてもしなびてしまいますよね。
そんなしなびてしまった野菜が復活するヒートショック(50℃洗い)
というものがあるのを知っていますか?

今回はこのヒートショックについて、
その原理ややり方などと一緒にご紹介していきたいと思います。

ヒートショックとは?

2016-01-13b

『ヒートショック』と言うと、
急な温度変化で体がダメージを受け脳出血や
脳梗塞などを起こす方を思い浮かべる人が多いかもしれませんが
食べ物へのヒートショックは、
温度変化によって品質が変化するものになります。

このヒートショックを利用した『50℃洗い』というものが
最近話題になっていましたよね。

50℃洗いを発見したのは、
スチーミング調理技術研究会代表の平山一政という方で
この温度だと食材が煮えることなく、味や触感が良くなるといいます。

これは、しなびた野菜がヒートショックを起こすことで、
水分を蒸発させていた気孔から水分が吸収され、
みずみずしい新鮮な状態へ戻ってくれるという仕組みになります。


また、野菜だけでなく、
魚介やきのこ、果物、加工品にも効果があるということなので、
鮮度を失ってしまった食品はヒートショックで甦らせてあげましょう。

ヒートショックのメリット

ヒートショックには驚くべきメリットがたくさんあります。

まず1つ目は、復活した鮮度が長続きするということです。
50℃洗いをした野菜は5日経ってもほとんどしおれなかったそうです。

2つ目は、菌の繁殖を防ぎ、
水で洗ったものに比べて10分の1に減らすことができるということ。
https://twitter.com/Seiya_Eden/status/569135932139372545
3つ目は、表面についた泥や農薬などが綺麗に落ちやすくなるということ。

4つ目は、見た目や味が劇的に変化するということ。
色が良くなり、生臭みが消え、
うまみが閉じ込められより美味しくなると言います。

さらに、50℃洗いをした食品を食べ続けていると、
便通が良くなったり疲れが取れやすくなったり、
老化のスピードも遅くなるなど
体の体調や見た目にも良い効果が現れると言うのです。

これほどまで食材に良い効果があるなら、
やってみないともったいないですよね。

ちなみに、一度やってみた人は50℃洗いでの食品の変化に驚き
どんどん楽しくなってハマってしまうそうです。

ヒートショックのやり方と注意点

ヒートショックを使った50℃洗いのやり方はとても簡単です。

まず、ボウルに50℃のお湯を用意します。
沸騰したお湯と常温の水を同じ量入れ、
温度計で計りながら調節します。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

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あとは、好きな食品を洗っていくだけです。

洗う時間は食品によって違い、
葉物野菜は一株ずつ振り洗いし根菜は3〜5分こすり洗い、
肉や魚介類は4〜5分お湯に浸して表面をこすり洗いし、
トマトや果物類は3〜5分お湯に浸すだけという風にします。

肉や魚はお湯に浸すと白っぽく変化しますが、
お湯から出すと元に戻るので安心して行ってくださいね。

この時の注意点は、お湯の温度を48〜52℃にすること。
洗った後はしっかりと水気を拭き取り、乾かしてから冷蔵庫で保存すること。

肉や魚介類は保存せずにすぐ調理をすることを忘れないでください。

また、いくら復活すると言っても限度があるので、
できるだけ新鮮なうちに行うようにしましょう。

こちらの動画を見ると、もっと分かりやすいと思います。

まとめ

今回は、ヒートショックによって
しなびた野菜が復活するということで
ヒートショックについてやそのメリット、やり方などを詳しく説明してきました。

私も、50℃洗いというものが
テレビで取り上げられているのを見ましたが
それがヒートショックによるものだということは知りませんでした。

しかも、この50℃洗いは何回やってもきちんと効果が出ると言うので
一度やってしなびてしまったものも、
また復活させることができるのです。

50℃のお湯を計って用意するというのが手間だと思っていましたが
それをするだけで、こんなにもメリットがあるのならぜひやってみたいと思います。

私と同じで面倒に思っていた方も、一度だけ試してみてはいかがでしょうか。