日本では昔から粗食が良いと言われています。
ですが、これは本当なのでしょうか?

また、女性に多い悩みの一つ、
冷え性改善にも、粗食をすすめる人がいるようですが、
実はこれは、却って冷え性を促進することにもなりかねないのです。

今回は、粗食の嘘と、冷え性改善に効果的な食生活についてご説明します。

一般的に言われる粗食とは

2015-10-09b

粗末な食事と書いて粗食、
つまり、質素な食生活を送ることを、粗食と言います。

具体的に何と何を食べると決められているわけではありませんが、
一般的には、
「精白されていないお米、味噌汁、漬物や煮物などの少ないおかず」
という献立を指すようです。

この粗食が、長生きや健康づくり、
そして冷え性などの体質改善にも良いという人がいて、
書籍なども数多く出ているようです。

確かに、玄米や油分の少ないおかず類は、
一見身体に良さそうに見えますが、実際のところはどうなのでしょうか。

日本の厚生労働省が出している指針では理想的な食事は、
バランスよく、多様な食材を摂れるものとされています。

これは、粗食の考えとは全く別物で、
どちらが正しいのか、わからなくなってしまいますね。

今回は、粗食の真偽はさておき、
冷え性に対しての効果がいかほどのものかを考えてみましょう。

冷え性の原因

まず、冷え性の原因について知っておく必要があります。
原因を知ることで初めて、その対策を立てることができるからです。

第一に考えられる冷え性の原因は、筋肉不足。
運動すると身体が温まることからわかるように、筋肉は身体の大切な熱発生源です。

また、ビタミンやミネラルが不足し、
摂取したエネルギーがうまく熱に変換されないためという説もあります。

また、ホルモンバランスの変化やストレスによって
自律神経が乱れて体温の恒常性が保たれなくなることも原因として挙げられます。

ストレスはともかく、ホルモンバランスが乱れやすい女性に冷え性が多いのは、
このような原因から来ているのですね。

自律神経の乱れによって冷え性が起こっている場合には、
とにかく身体を冷やさないように気を付け、
そして、ストレスなどの改善をして、自律神経が正常に
働くように心がければ、問題はクリアできます。

ですが、最初に挙げた筋肉と
ビタミン・ミネラル不足が原因の場合はどうでしょうか。
これらの改善には、食生活が大きなカギを握っています。

粗食では冷え性は改善されない

先ほどの冷え性の原因の中で、最初に挙げた
筋肉不足やビタミン・ミネラル不足が冷え性を招いているのだとしたら、
粗食で冷え性が改善されるという説には、矛盾が生じます。

筋肉を作り出すのはたんぱく質です。
このたんぱく質を食事から摂るなら、
肉や魚の料理をたくさん食べる必要があります。

粗末な食事をしていては、
たんぱく質はおろか、ビタミン・ミネラルも不足してしまうはずです。

もちろん、玄米などを食べることでミネラルを補う目的はあるのでしょうが、
それでも多品目の食材を摂らないことで不足する栄養素は、かなりあるものと思われます。

低脂肪という意味では、身体に優しい食事とも言える粗食ですが、
バランスの良い栄養を摂取して、冷え性を改善するという目的の下では、
信憑性の薄いものと言えるでしょう。

まとめ

2015-10-09c

いかがでしたでしょうか。
冷え性改善目的で粗食にするのは有効なのかという話を中心に、ご説明しました。

このように、冷え性改善のために粗食をすると逆効果だということがわかります。
粗食自体を全て否定するわけではありませんが、
少なくとも、冷え性には効果がないものと考えるのが自然ですね。

では、冷え性にはどんな食事が良いのかというと、
やはり高たんぱくで低脂肪、ビタミンやミネラルを摂るために
野菜を多めに使った食事が良いと言えます。

そういった意味では、油をあまり使わず、
魚がメインの伝統的な日本食は、冷え性には効果がありそうです。

ですが、少ないおかずで終わらせるのではなく、
肉も、魚も、野菜もたっぷり食べて栄養を十分に補給するのが、
冷え性改善に最適と言えるでしょう。

食事を改善することが難しい方は朝のコーヒーを
体を温める飲料に変えてみませんか?

話題のウルトラ蒸し生姜を使用し、体の芯から温めてくれるので
オススメのココアです。