冬が近づいてくると、冷え性になりやすい人にとって、
飲み物一つにも気を遣いますね。

お酒、お茶、ジュースなど、
色々な飲み物があらゆるシーンで飲まれます。

今回は、冷え性の人なら知っておきたい、
身体を冷やす飲み物と温める飲み物についてご説明します。

赤ワインは身体を冷やす

tea break

身体を温めるために、アルコールを摂取するという人がいますが、
これは実はかえって身体を冷やす効果があるのです。

酔ってポッと温かくなった気がするのも束の間、
酔いが醒めると同時に体温も下がっていきます。

これは、熱燗やホットワインなどの温かいお酒でも同じことで、
飲んだ直後は身体がとても温かくなりますが、
徐々に身体が冷えていってしまいます。

このワインですが、赤と白、どちらが身体を冷やすのでしょうか。
正解は、赤ワインです。

赤ワインに含まれるタンニンは、
鉄と結合して身体に吸収されにくくする働きがあります。

そして、鉄から作られるヘモグロビンが不足すると、
体内の酸素を全身に運ぶ働きが落ち、
エネルギーを燃やしにくくなってしまうという理由です。

白ワインの方が、冷やして飲むことが多いせいか
身体を冷やすイメージがありますが、実は逆ということですね。
ワインを飲むとき、身体の冷えが気になるときは、白にしておいた方が良いですね。

麦茶はカフェインが無いので、冷やさない

では、お茶の部門で、身体を冷やさないものと言えば、何でしょうか。
それは、麦茶です。

暑い夏の盛りに冷やして飲まれることが多い麦茶ですが、
実はホットで飲んでも美味しく、
しかも、カフェインを含むお茶やコーヒーと違い利尿作用がありません。

つまり、おしっこから熱を奪われて、
身体が冷えるということがないのです。

また、麦茶はタンニン分も含まれていないので、
先ほどのワインの説明のように鉄が不足して冷えるということもありません。

そして、麦茶に含まれる「ピラジン類」という香りの成分が、
末梢神経を刺激して血流を良くし、
血行不良による末端の冷えを防ぐとも言われています。

飲むときは、麦茶自体の冷気で身体を冷やしてはいけないので、
ホットのものを飲むようにしましょう。

一杯ずつ麦茶を淹れるのは大変ですが、
冷やしておいた麦茶を電子レンジややかんで温め直せば手軽ですね。

身体を温める飲み物とは

身体を温めることを目的に何かを飲むなら、
麦茶よりも効果が高いものがあります。

まずは、生姜湯
すりおろした生姜と葛、そして砂糖やはちみつで甘みを付けた飲み物は
生姜の発熱、発汗作用でぽかぽかしてくるのがわかります。

また、葛のとろみで身体を冷ましにくくする効果もあるので、
風邪の時にもよく飲まれますよね。

作り方を紹介した動画がありますので、ご覧下さい。

また、ココアも身体を温める飲み物です。
ココアに含まれるポリフェノールやテオブロミンが
血管を拡張させて末端の冷えを防ぎ、
牛乳のたんぱく質は、消化の際に内臓が動き、
熱を発するために身体が温まるのです。

もっと温まりたい人は、
ホットココアにすりおろし生姜を入れるという、
両方の良いところをかけ合わせた飲み物も試してみて下さい。

高級なチョコレートにも生姜味があるくらいですから、
ココアと生姜の組み合わせも意外と悪くないですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか、
身体を冷やす飲み物、温める飲み物などについて、
お酒やお茶などから、いくつかご紹介しました。

お酒はご説明の通り、温かくして飲んでも
最終的には飲む前よりも身体を冷やす結果になります。

ですが、料理と一緒に楽しむにはやっぱりお酒!
という人も、少なくないですよね。

そんな時は、ビールやサワー類のように、
冷たくしてたくさん飲めるお酒でなく、
熱燗などを少しずつ飲むようにしましょう。

また、お酒が入っていなくても、
ホット飲料でも、水分の摂り過ぎは身体を冷やす元です。

例え、今回ご紹介の身体を温める飲み物でも、
たくさん飲み過ぎるとトイレが近くなり、
おしっこから熱を奪われてしまうことになるので、飲み過ぎにだけはご注意下さいね。