貧血は、常にフラフラしていたり、
頭痛や立ちくらみを起こすことが多いなど、
治せるものなら治したい厄介な病気。

みんなが悩む貧血の大半は鉄分不足によるもの。
と、いうことは、食事で何とかできる可能性があるということです。

今回は、貧血に対する、
食事からのアプローチ法についてご説明します。

貧血の大半は鉄欠乏性貧血

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貧血には、鉄分不足が原因の鉄欠乏性貧血
心臓病やガンなどの大きな病気によって貧血状態になる続発性貧血
骨髄に異常が生じ造血機能がうまく働かなくなる再生不良性貧血などがあります。

貧血の種類はいくつもありますが、
若い女性に多い貧血の大半は、鉄欠乏性貧血だと言われています。

それは、月経により毎月出血があることに加え、
現代の若い女性はダイエット志向が強く、
過度な食事制限により出血した量よりも
鉄分の摂取量が少なくなってしまうことが原因になりやすいようです。

もちろん、食事に気を付けていても
月経過多で摂取が追いつかない人もいますし、
もともと胃腸が弱い人の場合は、
鉄分の多いものを食べても吸収しきれないケースもあります。

このような人の場合は、
食事療法だけではなく、鉄サプリや鉄剤を飲んで補います。

鉄分の多い食材、貧血に良い食材

成人女性は、一日に12mgの鉄分を摂ると良いと言われています。
言葉で言うのは簡単ですが、
実際食べるとなるとかなり意識しないと難しい数値で、
進んで鉄分の多い食材を取り入れなければクリアできないかもしれません。

では、どんな食材に鉄分が多いか、ご存知ですか。

貧血にはプルーンを食べると良いと言われますが、
実はドライプルーンに含まれる鉄分は100gあたり0.9mgと、それほど多くはありません。

ドライプルーンは、1個の可食部が10g程度ですから、
一日2つや3つ食べた程度では、鉄分の足しになるとは言えないのです。

せっかく鉄分を摂るなら、
美味しくて食が進むものが良い……という人には、
もつ鍋やもつ焼きをおすすめします。

全てのもつに鉄分が多いとは言えませんが、
少なくともレバー(豚レバー13.0mg/100g、
鶏レバー9.0mg/100g)、鶏ハツ(5.1mg/100g)、
牛ミノ(6.8mg/100g)などなど、鉄分豊富な部位が多いです。

しかも、これらは全て吸収しやすいヘム鉄ということ、
そして一緒に野菜をたくさん食べられることから、
鉄分の吸収を助けるビタミンCも一緒に摂取できます。

博多もつ鍋の作り方の動画がありますので、
これを見て自宅でも気軽にもつ鍋で
貧血改善をしてみてはいかがでしょうか。

鉄分の吸収を妨げるものは避けよう!

上記のような食材を積極的に取り入れても、
鉄分の吸収を妨げるものを一緒に飲んだり食べたりしては、
せっかくの努力も無駄になってしまいます。

お茶やコーヒーに含まれるカフェインとタンニンは、
鉄分の吸収を妨げてしまうということを知っていますか?

食後にお茶やコーヒーを飲む習慣がある人は少なくありませんが、
実はこの習慣は貧血持ちさんにとってはNG行為。
食事で摂った鉄分とカフェインやタンニンが結合し、
吸収されずにそのまま便と一緒に出てしまうことになるのです。

カフェインレスのコーヒーや、
煎ってカフェインが少なくなったほうじ茶にもタンニンは含まれますので、

どうしても食後に何か飲みたいということなら、
麦茶やそば茶、ハーブティーなどがおすすめです。

まとめ

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いかがでしたか。
貧血改善のための食事について、ご説明しました。

普段から貧血気味だ……と悩んでいる人は、
朝食を抜く習慣があったり、
カロリーばかりを気にして、
食事を極度に減らしたりしていませんか?

貧血気味の人がダイエットをしてはいけないということではありませんが、
いくらスリムな体型でも不健康な顔色をしていては美しくありませんし、
何より、体調が貧血に傾くと、
身体が不足した栄養を摂ろうとするために
食欲がたくさん出てしまうことがあるのです。

ですから、ダイエットよりも先に、
貧血改善のための食事に切り替えて行きましょう。


https://twitter.com/_arimilk/status/691741159954092033
このように、食事による貧血改善効果は、目に見えてわかるようです。
是非一度、食生活の見直しをしてみて下さい。