人間において睡眠は、1日の大半を占めていて
体を回復させるための時間としてもとても大切です。

でも、その大切な睡眠が上手にできない不眠症というものがあります。
具体的にどのようなものなのか。

また、不眠症とメラトニンというホルモンの関係についてご紹介していきます。

不眠症とは?

2016-06-11b

不眠症=眠れない、と思っている人も多いです。
ですが、不眠症はただ眠ることができないだけではありません。

不眠症の代表的な症状は4つあります。
まずは代表的な寝付けないといった症状。
入眠困難な状態です。

さらに、寝続けられない。
これを中途覚醒とも言いますが、ずっと寝ていられない場合も不眠症とされます。

予定よりも早く目覚めてしまったり、
寝ても体が回復していないという症状も不眠症となります。
こういった症状を感じたことがある人は多いと思いますが、
こういった症状が週に3回以上、それが1か月以上続いた場合には不眠症となります。

不眠症とメラトニンの関係は?

なかなか眠ることができない不眠症と、
メラトニンというホルモンは密接な関係があるってご存知でしたか?

そもそもメラトニンというのは、
睡眠ホルモンと呼ばれるほど睡眠に関係の深いホルモンです。

このメラトニンというホルモンが分泌されることによって、
脈拍や体温、血圧など体が休まっている状態にしてくれます。

体が休まっている状態になることで、
脳が眠る準備ができていると思い、
だんだんと眠くなってくるというのがメラトニンの作用です。

メラトニンは、活動している日中にはほとんど分泌されず
基本的に夕方以降から増えてくるホルモンです。
メラトニンは体の機能として備わっているホルモンなので、
メラトニンが分泌されれば自然と眠くなるという仕組みです。

逆に言えば、メラトニンがなんらかの原因で分泌されない場合、
自然に眠れなくなってしまう、つまり不眠症につながってしまうのです。

メラトニンの分泌がされない原因としては、
生活習慣の乱れやストレス、運動不足や時差ボケなどをはじめ様々な原因が考えられます。

不眠症の原因でもあるストレスや生活習慣の乱れは
まさにメラトニン不足を引き起こす原因でもあるのです。

豆乳や乳製品がいいの?

メラトニンと睡眠の関係についてはご紹介しました。
メラトニンの分泌が通常であれば問題ありませんが、
少なくなると不眠症などの問題を抱えることになります。

そのため、メラトニンを増やすということを意識することも大切です。
メラトニンを増やす方法としてポイントになってくるのが、食生活です。

何を意識して食べるかによってメラトニンを増やすことにつながるのです。
メラトニンを増やすためには、
トリプトファンが多く含まれている食べ物を食べることが効果的。

トリプトファンというのはアミノ酸の一種であり体内で生成することは難しい成分です。

そしてそのトリプトファンは、メラトニンを作るための原料にもなるのです。
だからこそ、トリプトファンの含まれている食べ物や飲み物を
摂取することが不眠を解消することにつながるのです。

そのトリプトファンが多く含まれているのは、
豆腐を作る際に出る豆乳や牛乳やチーズをはじめとする乳製品類です。
それらを意識して摂取してみるようにしてください。

メラトニンを増やす食品は?

豆乳や乳製品のように
トリプトファンが含まれている食べ物が良いとご紹介しましたが、
わざわざトリプトファンをとるのではなく
メラトニンが含まれている食品を食べればいいんじゃないかと思うかもしれません。

ですが、存在する食品の内必要量のメラトニンを摂れるだけの食品というのは存在しません。

多く含まれているといってもその量は、
一日に接種すべき量に達しないのです。

だからこそ、メラトニンを増やすには
トリプトファンが多く含まれている食品を摂取することが重要なのです。
では、トリプトファンが多く含まれる食品について詳しくご紹介していきます。

肉類

トリプトファンは、主にタンパク質に多く含まれています。
そのため、お肉類には多くのトリプトファンが入っているのです。
お肉はできるだけ脂身が少ない赤身の肉の方がトリプトファンの量が多い傾向が強いです。

魚もお肉同様にトリプトファンが多い食品といえます。
魚の中でも身が赤いサーモンなどは魚の中でもトリプトファンが多く含まれていますよ。

まとめ

2016-06-11c

眠るということは生活していくうえでとても大切なことです。
ですが、何らかの原因で眠れなくなってしまうこともあります。

そういった時には「メラトニンの不足」もひとつの理由として考えてみてください。

メラトニンは肉や魚、豆乳や乳製品などから
気軽に補うことができるため不眠に悩んでいる人はそういったような食品を摂取してみましょう。