胃腸炎になるとまず普通の食事が出来なくなります。
最初はほぼ絶食状態になるのですが、
医師からは消化の良い物乳製品を控えるよう指導されていたのは過去の話のようで、
現在では一週間で通常の食事に戻れるんだそうです!

胃腸炎は種類豊富!

胃の不調を感じて病院に行くと「胃腸炎ですね」と診断されますが、
胃腸炎9種類あり自分はどの胃腸炎なのか詳しい説明がされないまま診察室を後にしがちです。

殆どの人が突然の嘔吐下痢の症状がある「急性胃腸炎」に当てはまるのですが、
その中でも感染性非感染性2種類に分けられますが、感染性はいわゆる「食中毒」です。

夏場ならサルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクターが主な細菌で、
冬場アデノウイルス、ノロウイルス、ロタウイルスがメインになります。

非感性は人に感染はしませんが、食物アレルギーにより過敏に反応したアレルギー性
胃に潰瘍ができ、下痢下血がおきる薬剤性虚血性3パターンに分かれます。

また、ストレスなどで自律神経が乱れて胃腸の働きをコントロール出来なくなり、
胃酸過多で胃の収縮が起きてしまう「神経性胃腸炎」も多くの人が発症しています。

そして、胃腸炎を何度も繰り返す事で胃の粘膜が変化してしまう「慢性胃腸炎」があり、
そこには「萎縮性胃炎」「肥厚性胃炎」「びらん性胃炎」の3パターンに分かれます。

胃腸炎といっても胃だけが不調になるのではなく、
小腸大腸などの消化器の粘膜炎症を起こす為、
食事を摂る事で胃だけではなく小腸や大腸まで負担をかけてしまいます。

胃腸炎になると食べるのが怖くなります。
食べてしばらくして胃に到達する頃、あの何ともいえない痛みに襲われるので何も食べなくなります。

下痢の症状がある場合は電解水経口補水液でこまめに水分補給をしなくてはいけません。
その時注意したいのは、冷たい物ではなく常温もしくはぬるめの水温で補給しましょう。

胃腸炎の対処法についてはこちらの記事もご参考に!

以前と違う食事再開の時期

以前は胃腸炎になると1週間以上普通の食事は摂れませんでした。
しばらく水分だけの絶食状態を続け、流動食が続いた後に
お粥やうどんを柔らかく煮たもののみ許可が出ていました。

今では、経口補水液を積極的に飲み、薬は必要なければ処方されません。
炎症が引いたら早い人で1週間程度で通常の生活に戻れます。

ただ、最初は以前と同様で水分のみです。

第1ステージ…水分のみ

具のない野菜スープやみそ汁の上澄みなど味の薄い水分だけ。
この状態で消火器系の炎症が落ち着くまで繰り返します。

そして、炎症が落ち着いたらいよいよステージアップしていきます。

第2ステージ…流動食

プリン、ヨーグルト、果肉(固形)の入っていないゼリーといった流動食を食べます。
24時間無症状のままなら次のステージです。

第3ステージ…ペースト

9割水分の物を選びます。

例えば、コーンスープや水分の多いお粥です。
米麹から作られた甘酒や、すりおろしたリンゴ栄養が豊富なのでおススメです。
そして、同様に24時間無症状ならいよいよ最終ステージです。

第4ステージ…普通食

いきなり普段通りの食事はしないようにしてください。
おかゆやうどんを少量から始めてください。
同じ様に24時間症状が出ないか様子を見ますが、
症状が出ないからといってすぐにいつも通りの食事にせず少しずつ元に戻すようにしましょう。

各ステージで症状が出たらひとつ前のステージに戻って様子をみます。

どん兵衛もうどんだけど食べて良い?

消化の良い物といえば「うどん」「お粥」ですが、一人暮らしの人は自力で作らなくてはいけません。
そんな時レトルト食品はお湯を注ぐだけ、電子レンジでチンするだけなので病み上がりの身体でも可能です。

コンビニでもスーパーでも簡単に買える「どん兵衛」はうどんや蕎麦ですが、
インスタント食品の多くは麺を油で揚げているので胃に負担をかけてしまいます。

何よりもスープの濃さも負担になってしまうのです。
どうしてもどん兵衛しか家に無い場合は、麺を一度湯切りして油分を落とし、スープは飲まないようにしてください。

「10分どん兵衛」とは?

10分も置いていたら麺がのびてしまう!!ぬるくなっちゃう!!と私は思ってしまいましたが、どうも違うようです。

同じ思いは製造元である日清もしていたようですよ。


10分置いた麺は柔らかいけれど、柔らかすぎないので胃の負担は軽減されそうです。


ちなみに、どん兵衛の蕎麦でも10分待つ価値があるそうですが、食べ比べは元気になってからにしましょう。

炭水化物負担の低い順に並べると、
おかゆ→白米→パン→グラタン→ピザ→そうめん→うどん→パスタ→ラーメンになります。
これで見ると、ピザや白米を使用した牛丼はうどんより負担が軽いので食べても良さそうな気がします。

ですが、問題は調味料や具材です。
刺激の強い調味料味付け胃の負担になります。

ピザの場合、具材はチーズのみのマルゲリータで、
オリーブオイルやバジルのペーストが乗っていないシンプルな物。

牛丼は牛肉ではなく豚肉で脂身をカットした物で、
薄味にして作れば普通食に戻った頃に食べる事が出来ます。
うどんやおかゆ同様に少量にし、症状が出ないかどうか様子を見るようにしましょう。

まとめ

10年程前に過度のストレスから神経性胃腸炎を患ったのをきっかけに、
慢性胃腸炎(萎縮性胃炎)と長く付き合っていました。

当時は食事療法の指導と言えば絶食水分補給のみで、
普通食に戻るのに半月程かかり職場での昼食は食堂のおばちゃんお手製の「おかゆ」を作ってもらっていました。

現在の食事指導とは全く違い、回復も早そうですね。
神経性胃腸炎も急性胃腸炎も免疫力の低下によるものです。
日頃の食生活や乱れた生活リズムにより免疫力は低下したままでは、胃腸炎になってもおかしくはありませんよね。

身体の内側からしっかり休ませて胃腸をリセットし元気になったら、
身体に良い物を意識して摂り免疫力向上させ胃腸炎にならない身体にしましょう!