一般的に風邪薬の定番として出されるpl配合顆粒ですが
実は、インフルエンザ患者に対しては禁忌薬とされているのです。

なぜ、pl配合顆粒をインフルエンザに使用してはいけないのか
pl配合顆粒はどんな薬なのかを知っていただきたいと思います。
特に15歳未満のお子さんがいる方は、ぜひ読んでください。

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが体内に入り込み肺や喉、
気管支に感染することで起こる感染症になります。

特に12月〜3月にかけての気温が低く、乾燥した時期に大流行します。

突然38度以上の高熱を出すのが特徴的ですが、
熱以外にも普通の風邪と同じように咳や鼻水、のどの痛みに加えて、
頭痛や全身に現れる筋肉痛・倦怠感といった症状も現れます。

また、0歳から9歳の乳児から小学生くらいの子供の感染者が多く
一方で65歳以上の高齢者や心臓病などの基礎疾患を持っている方は
重症化しやすいため、脳炎や脳症などの合併症を引き起こし
死に至る場合もあると言われています。

さらに、最近ではインフルエンザの集団感染で、
感染者数が急増しているそうなので
子供だけでなくその親たちも感染を予防しなければいけません。

そして、もし少しでも疑わしい症状があるなら、早めの検査を希望しましょう。


聞き慣れている病気だからと言って、甘く見てはいけませんよ。

pl配合顆粒はどんな薬?

pl配合顆粒は、総合感冒薬という種類の医薬品で、
解熱鎮痛剤や鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤など複数の有効成分を配合したものになります。

風邪の症状である、頭痛や発熱、
のどの痛み、筋肉・関節の痛み、咳、くしゃみ
鼻水、鼻づまりなどを緩和する効果があります。

アスピリン喘息や水痘、消化性潰瘍のある人、緑内障、前立腺肥大症
重度の肝臓病を持つ患者さんには原則使用できません。

また、肝臓病や腎臓病、血液の病気、喘息、栄養状態の悪い人、
飲酒量の多い人、妊娠中の人も注意が必要になります。

副作用には、眠気や吐き気、めまい、食欲不振、胃痛、むくみ、動悸、
口の渇き、肝臓・腎臓の働きが落ちる、発疹、喘息発作があり、
まれに重い副作用が出ることもあるそうです。

多くの風邪は、ウイルスが原因となっていて、
残念なことに治療薬がありません。

pl配合顆粒を含める風邪薬は、
症状を一時的に抑えるだけの薬なので
体が持っている自然治癒力で治さなければいけないのです。

風邪を早く治したいなら、風邪薬を欠かさず飲んで、
十分な栄養補給、休養睡眠を心掛けましょう。

インフルエンザとpl配合顆粒の危険性とは

風邪の時に必ず出されると言っても良いくらい
頻繁に出されるpl配合顆粒ですが
その副作用の強さから現役医師も飲みたくない薬だと言うほどです。


15歳以上の場合は、
このように様々な副作用に悩まされる程度で済みますが
pl配合顆粒を15歳未満のインフルエンザ患者が服用すると
『ライ症候群』という病気になる可能性があると言われています。

このライ症候群は、命にもかかわる原因不明のまれな病気で
急性脳症や肝臓浸潤を引き起こします。

さらに、急性脳症によって肝臓酵素の上昇、
高アンモニア血症、凝固障害、低血糖症を併発することがあります。

一度ライ症候群にかかると、
後遺症として軽度から重度の永続的脳障害が起きてしまうので、
小児のインフルエンザ患者にはpl配合顆粒を絶対に
飲ませないようにしてくださいね。

まとめ

2015-12-30c

今回は、インフルエンザとpl配合顆粒の危険性について
日常的に処方されているpl配合顆粒についてや
なぜ危険と言われているのかについてを交えて、詳しく説明してきました。

どんな薬にも副作用があることは知っていましたが、
誰でも一度は服用したことがあるようなpl配合顆粒に
多くの副作用があり処方する医師も、服用するのを拒むほどだとはとても驚きました。

また、pl配合顆粒で
ライ症候群という怖い病気を引き起こすということで
インフルエンザにかかっている15歳未満の子供が風邪だと思って
pl配合顆粒を服用してしまったらと思うと、非常に恐ろしく感じます。

私自身もまだ子供が小さく、
頻繁に風邪を引いて熱を出すことがあるので
私たち大人がしっかりと注意しなければいけないなと思いました。

成人の場合も服用後、車の運転中に眠気に襲われて事故を起こすなど
副作用で思わぬ事故やケガをする危険性もあるので、
薬を飲む際はどんな副作用があるのか、
きちんと確認してから飲むようにしましょう。

インフルエンザにも効く、副作用のない薬があるって知ってますか?

それは漢方です。
リレンザやタミフルなどの治療薬がなかった時代は
漢方か自然治癒で治る病気とされていました。
副作用が心配な場合は漢方を飲んでみてください。
ただし、即効性はありません。