耳の下あたりが腫れて痛い……と思ったら、それは耳下腺炎かもしれません。
おたふく風邪と混同されがちな耳下腺炎、実は厳密に言うと、イコールではないのです。

この病気にかかると、食事の時に痛みが出たり、
唾液が出なくなるなどの不自由が生じます。

今回は、そんな耳下腺炎の概要と対処法についてご説明します。

耳下腺炎とは

2016-06-15b

耳下腺炎は、その名のとおり耳の下にある唾液腺が炎症を起こす病気です。
耳下腺が腫れることにより痛みや発熱が生じるほか、
輪郭周りが腫れるため、まるで「おたふく」のようになってしまいます。

そう、子供の頃にかかりやすい伝染病「おたふく風邪」も、実は耳下腺炎の一つ。
これは、「ムンプスウイルス」というウイルス感染によって発症し、
そして周囲に伝染する病気のため、正式名称を「流行性耳下腺炎」と言います。

ですが、耳下腺炎は流行性のものだけではありません。
もう一つ、「反復性耳下腺炎」というものがあり、
先ほどのおたふく風邪のように一度かかったら
それ以降感染するリスクが無い病気ではなく、「反復して」かかる恐れがある病気なのです。

この反復性耳下腺炎はおたふく風邪とは違い周囲に伝染しませんが、
一度発症すると何度も繰り返し腫れることが面倒な病気です。

また、子供にかかりやすい病気ではありますが、大人がかかることもあり、
その場合は子供よりも症状が重くなってしまうという特徴があります。

唾液が出にくくなるため、マッサージをしよう

大人になってから反復性耳下腺炎にかかった経験があるなら、
腫れると同時に唾液が出にくくなった記憶がありませんか?

耳下腺炎は唾液腺が炎症を起こす病気のため、
その腺が狭くなり、いつも通り唾液が出せない状況になります。
そのせいで、口の中に出てこられない唾液が耳下腺に溜まり、
それがまた腫れを強めるという悪循環が生じるのです。

ですから、反復性の耳下腺炎の場合は、
マッサージなどをして耳下腺からの唾液の分泌を促し、
腫れを引かせてやることで症状が軽減します。

マッサージの方法としては、
耳の下から口に向かって頬の外側から指で押すだけです。
試してみると、溜まった唾液が出てくるのが体感的にわかるはずです。

また、耳下腺炎に効くツボの動画もありましたので、
もし発症してしまった場合は、こちらも試してみて下さいね。

耳下腺炎の時に食べやすいものとは

ところで、耳下腺炎になると、
耳の下が痛すぎて食べ物を噛んだり飲み込んだりしにくくなる場合があります。
そんなときは、どんな食べ物を食べれば良いでしょうか。

まずは、あまり噛み応えの無いやわらかいものを食べるようにすること。
そして、唾液の分泌が不十分になるため、
水分と一緒に食べて、喉の通りを良くすることが大切です。
食べるときは、大きな口を開けずに済むように、一口を小さめにするように意識しましょう。


参照:楽天市場

また、先ほどのマッサージと同じく、唾液の分泌を促すために、
レモンや梅干しなどの酸味の強い食べ物を積極的に食べるようにするのも効果的です。
ちょっと酸っぱいですが、レモンジュースを朝に一杯飲む習慣をつけても良いですね。

レモン果汁のお求めはこちら

反復性耳下腺炎なら、3〜4日で症状が落ち着くことがほとんどですから、
その間だけでも以上のような食生活を心がけてみて下さい。

まとめ

2016-06-15c

いかがでしたか。
流行性耳下腺炎、そして、反復性耳下腺炎についてのお話でした。

おたふく風邪はもう済ませたはずなのに、
また頬が腫れてきた!と感じたら、それは反復性耳下腺炎の可能性大です。

この病気もおたふく風邪と同じく子供がかかりやすいと言われている病気ですが、
以下のツイートのように、大人になってからかかる人も少なくないのです。
https://twitter.com/jh0710kiyo/status/736197892008869888?lang=ja


反復性耳下腺炎はストレスが原因となるとも言われているので、
ストレス社会に生きる現代の大人がかかるのも不思議ではない病気です。

命に関わる病気ではありませんが、一度発症すると厄介な病気ですから、
ストレスや疲れを溜めないようにするのが一番の予防かもしれませんね。