最近、胃もたれや胃に痛みを感じることが多くなったという人はいませんか?
健康な人は、食後、時間が経過し、消化が終わることで、
胃はすっきりし、特に胃もたれを感じるということはありません。

しかし、食後、時間が経過しても胃が重苦しい場合、胃もたれが生じていると言えます。

胃もたれの原因の多くは、食べ過ぎによるものです。
胃もたれは、食べすぎによって胃の機能が低下し、
消化不良となって胃の中に長く食べ物が停留した状態です。

食べ過ぎによる胃もたれは、通常食べる量を控えることで、次第に胃の機能が回復することで治ります。

また潰瘍などの粘膜障害の場合の胃の痛みについても障害が治れば痛みはなくなります。
しかし、上記の食べすぎや潰瘍などの粘膜障害以外で生じる胃もたれや痛みがあります。

それが機能性胃腸症です。
そこで、今回は機能性胃腸症について、
効果的とされるブスコパンの正体を詳しくご紹介します。

機能性胃腸症とは

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胃もたれ胃の痛みがあるのに内視鏡検査をしても
症状の原因になりそうな異常が見つからない場合、機能性胃腸症と診断されます。

機能性胃腸症は、昔は、慢性胃炎、神経性胃炎、胃下垂、
胃アトニー、胃けいれんなどと診断されてきましたが
胃の粘膜に異常がないのに胃炎となるのは違うとして、
近年より、機能性胃腸症と呼ばれるようになりました。

機能性胃腸症の原因とは

機能性胃腸症の原因は、未だはっきりしていません。
しかし、最も有力な原因はストレスであると言われています。

そして、以下の症状自体がストレスとなって、悪化してしまうと言われています。

機能性胃腸症の症状とは

1. 胃のもたれ
2. 胃の痛み
3. 早期満腹感
4. 胃のあたりが焼けるように感じる
5. 不眠
6. ストレス

機能性胃腸症の治療とは

機能性胃腸症の治療には以下があります。

1. 消化管運動機能改善薬
2.酸分泌抑制薬・消化剤
3.抗うつ薬、抗不安薬
4.漢方薬
5.ピロリ菌を除菌する薬物療法

ブスコパンとは

機能性胃腸症の有効な治療法に
胃の動きや痛みを抑えるブスコパンという薬があります。

上記の消化管運動機能改善薬に該当します。
ブスコパンは様々な胃の痛みに有効であることから
病院から処方されることも多くあります。

しかし、ブスコパンはあくまでも
機能性胃腸症の症状を緩和させる為の薬で、
根本的な治療法とは言えません。

またブスコパンには数多くの以下の副作用があります。

1. 痒み
2. 冷感
3. 嘔吐
4. 顔が赤くなる
5. 蕁麻疹
6. 痺れ
7. 血圧低下による失神
8. 呼吸困難
9. 動悸・息切れ
10.眩暈

重篤な副作用は、通常滅多にあるものではありませんので、それ程、心配する必要はありません。

しかし、ブスコパンの服用を開始した初期症状は、見逃さないように注意してください。

副作用が出た場合、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けましょう。

食事による治療とは

また食生活を改善することで機能性胃腸症の症状が軽くなる場合があります。

食事療法では以下のことを行います。

1.1日3食、規則正しく食べる
2. 辛いもの、油っこいものは控える
3. 消化に良いものを食べる
4. ゆっくり噛んで食べる
5. 腹5分目を心がける

まとめ

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胃や腸に違和感、痛みがあるのに
内視鏡で検査しても異常が見つからない場合、
機能性胃腸症の可能性があります。

機能性胃腸症には、病院での治療やブスコパンなど医師から処方される薬、
市販薬など様々な治療法がありますが個々の状況に応じた治療が大切となります。

機能性胃腸症は、精神的ストレス、身体的ストレスが
胃の様々な機能に影響を与えることで、
引き起こされているのではないかと考えられています。

ですので、ストレスを解消させた上で、
自分の体質に合った治療や食事療法で、胃腸を回復させることが何より重要です。