麹菌は、古代から人々の生活になくてはならないものでした。
もともと中国から日本に渡ってきた文化で、
最近改めてその健康効果や美容効果が高いことで麹菌が見直され、
数年前から再び麹菌ブームが起きています。

ここでは、この麹菌についての詳しい美容効果や健康効果についてのお話や
麹菌と納豆菌の相性は良いのか、悪いのか、
麹菌を増やす時にどのようなことに気を付けるべきなのかや、
市販の味噌の麹菌はすでに死滅していることについて、食べるとどのような影響があるか、
そして麹菌は楽天などで買えるのかどうかなどを詳しく紹介していきたいと思います。

麹菌はどうやって採取するの?

昔は自然から麹菌を採取する自然の種付けによって麹菌の採取が行われていましたが、
最近は、出来の良い麹を次回も使用する「友種法」に移行しました。

室町時代に木灰を添加することで胞子の耐久性を高める技術が開発され、
現在の種麹の基礎ができたとされています。

最近では純粋に培養する技術が確立され、製麹毎に純粋な種麹が使用されています。
この酵素を生産する「麹菌」をいかに最適な条件で培養するかが麹菌の採取のポイントですが、
部屋の湿度・温度によって「麹菌」の働きは変わります。

そして、成長段階に応じて「麹菌」自体も熱を持ち、
それぞれの段階に応じて最適な温度管理をしながら採取します。

麹菌には美肌効果も!

麹菌は別名、麹カビとも呼ばれていて、その種類もさまざまです。

中には食べ物を腐らせる悪い麹菌もありますが、食べ物を発酵させ、
私たちの食生活に役立ってくれる味噌・醤油・酒を造るときに使われる黄麹菌、
焼酎に使われる白麹菌、泡盛の黒麹菌、老酒の紅麹菌、鰹節のカツオブシ菌などの良い麹菌がほとんどです。

昔から人々は、麹菌とは非常に長い付き合いがあります。
中国は、紀元前から。

日本では奈良時代あたりからもう麹菌で酒造りが行われたという記録が残っています。

その後も長い間、麹菌は日本の食文化の中心となり、
江戸時代には夏の栄養ドリンクとして甘酒がとても流行したそうです。
そして、最近また、麹菌の健康効果や美容効果が見直され、一代ブームになっているそうです。

いつの時代も、たくさんの人々に親しまれてきた麹菌とは、
人々の体にどのような効能や美容・健康効果をもたらしてきたのでしょうか?

麹菌は代謝を行う際に、様々なビタミン類を生み出します。
疲労回復や基礎代謝にも良い影響を与え、
それに必要なビタミンB1、B2、B6や、イノシトール、ナイアシンなどを生成してくれるのです。

それ以外には、麹の酵素は消化を促進してくれて、プロテアーゼがたんぱく質をアミノ酸に、
アミラーゼはでんぷんをブドウ糖にしてくれるので、食べ物の消化吸収も良くなるので
他の食べ物に付けて食べるなど料理と一緒に食べることもたくさんあります。

もちろん美容効果もあり、麹菌は肌の代謝も促してくれるので、美肌効果もあります。

市販の味噌の麹菌は死滅している?

市販の味噌は、公衆衛生法という法律によって、殺菌しなければ販売できないと決まっています。

そのため、市販のお味噌の中の麹菌(善玉菌)は死んでしまっているので、
市販の味噌を買ってきても、生きた乳酸菌(麹菌)を食べることはできません。

麹菌は、死んだ菌も生きている菌のエサになるので、市販の味噌が全くよくないというわけではありません。

生きている菌も腸内で増えるとはかぎらないですし、
反対に死んだ菌も増えないともかぎらないのです。

麹菌と納豆菌の相性はあまり良くない!

納豆菌と麹菌は、同じ発酵食品で、それぞれ似た効果がありますが、
この2つにはそれぞれ違いや相性があります。

まず麹とは、米、麦、大豆などの穀物に、
コウジカビなどの食品発酵に有効な微生物を繁殖させたものです。

麹菌は、でんぷんやたんぱく質を分解し、脂質を分解し、そして消化酵素を生成し、
これらの酵素の働きと期間を経て、旨みやコクや香りを食品に与えることができます。

そして、納豆菌は、好熱性・好気性の桿かん状細菌で枯草菌の一種といわれています。
納豆を製造するために用いて、たんぱく質を分解して特有の粘質性と匂いを出します。

これら麹菌と納豆菌の相性はあまりよくありません。
納豆菌の非常に強い繁殖力が、麹菌の増殖を抑え込んでしまい、この2つの菌は共存できないのです。

昔から、酒蔵を営む人は酒造りの時に納豆を食べないと言います。
なぜなら、仕込みの作業場に納豆菌が入り込むと、あっという間に増殖してしまい、
酒の風味を消してしまうからだそうです。

麹菌は買うことも作ることもできる!

楽天などの通信販売でも、麹菌は買うことができます。
そのほかに、自宅で自分で米麹を作る方法もあります。

そのため、人によりますが、手作りの麹菌で料理に利用する人もいれば、
最近の麹ブームで、市場に麹が出回っているので、
楽天やAmazonのほかに、商業施設などや専門店でも、手軽に買うことができます。

また、サプリでの摂取も可能です。

こちらの方が手軽なので、チェックしてみてくださいね(*^^*)

麹菌を増やす際に気をつけることは?

麹菌を増やす前段階の準備として、米麹を作る場合、事前に、よく洗った米を、
一晩水に漬けておく必要があります。
ごしごしと米をよく洗うようにしましょう。

ご飯が炊きあがったら、できるだけ米を冷ましている間、
40℃~30℃の間(35℃位がちょうど良い)を保ちましょう。
室温を何度に保つかという事は、麹菌を生成するうえでとても大切です。

お米が覚めたら、麹をそこに加えて混ぜますが、混ぜるときは、
お米の表面に傷が付くように合わせたほうが、麹菌が全体にまわりやすいです。
きちんと混ぜていないと、うまくまとまらず、うまくいきません。

まとめ

麹菌は昔から人々の生活において、なくてはならないもので、
最近またその健康効果や美容効果が高いことで見直され、数年前からブームが起きています。

麹菌は、体にもとても良い影響を与えてくれます。
今後も料理に取り入れたいですね。