最近、激しい下痢や腹痛に悩まされるようなったという人はいませんか?
そんな人はもしかしたら急性胃腸炎の疑いがあります。

発熱や倦怠感なども伴うことから一瞬、風邪かな?
と思いがちになりますが突然、襲ってくる激しい下痢や腹痛は、普通の風邪にはない症状です。

多くの場合、数日で良くなりますがそれでも少しでも早く治したいという方は多くいます。

急性胃腸炎は、現在のところ、即効性のある治療法はありませんが
身体の状態に合わせた点滴や薬など適切な対処をしてくれますので、
まずは病院での診断を受けることをオススメします。

しかし、急性胃腸炎の特有症状である突然の腹部の激痛は、
深夜に訪れることもある為、病院に行きたくてもすぐには行けないということも多くあります。

そこで今回は、自宅で簡単に行える急性胃腸炎の対処法について、ご紹介します。

急性胃腸炎とは

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胃や腸に急性の炎症が引き起こされた状態を急性胃腸炎と言います。

急性胃腸炎は、主に3つのタイプに分かれます。

  • 感染性胃腸炎
  • ウイルス性急性胃腸炎
  •  非感染性胃腸炎

急性胃腸炎の原因とは

感染性胃腸炎

急性胃腸炎の多くは感染性胃腸炎だと言われています。
食べ物から細菌に感染することで引き起こされます。

非感染性急性胃腸炎

感染性胃腸炎とは違い、細菌以外の原因で引き起こされます。
主に食物アレルギーによる腸炎、虚血性腸炎などが原因です。

ウイルス性急性胃腸炎

冬の寒い時期に起こりやすく、原因は、ストレス、暴飲暴食などがあります。
大人より子供がなりやすく、2次感染の危険性があります。

急性胃腸炎の症状とは

  1. 激しい下痢
  2. 激しい腹痛
  3. 発熱
  4. 倦怠感
  5. 嘔吐
  6. 血便
  7. 食欲不振

急性という名の通り、突然、猛烈な下痢や腹痛が訪れます。
症状が悪化すると脱水、意識障害、血圧低下などのショック症状を引き起こす恐れがあります。

急性胃腸炎の対処法とは

  1. 水分補給
  2. 下痢止め・吐き気止め薬は服用しない

下痢や嘔吐により、水分不足になりやすくなりますので、水分補給は忘れてはいけません。

人間の体内の水分は水と塩分などで、構成されていますので、
白湯に塩分、そして、塩分の吸収を良くする為に砂糖を少々入れて飲むのがベストです。
電解質やミネラルを豊富に含み、失われた水分を効率よく吸収できる経口補水液もオススメです。

下痢や嘔吐は、細菌ウイルス
体内から排出しようとする身体に本来備わった防御反応です。

下痢止めや吐き気止め薬を服用すると逆に
下痢・嘔吐が悪化する恐れがありますので、これらの薬の服用は避けてください。

急性胃腸炎の食事による対処法とは

そして、急性胃腸炎の対処法で、最も重要なのが食事です。
食事の摂り方によって、回復のスピードは変わってきます。

急性胃腸炎の治療には絶食が良いと言われていますが
回復を遅らせる原因に栄養不足を引き起こす絶食期間がありますので、
あまり長期の絶食はオススメ出来ません。

症状の経過とそれに合わせた食事が回復を早めるのに効果的となります。
まずは下痢や嘔吐を悪化させる以下の食品は避けるようにしましょう。

  1. 食物繊維が豊富な食品
  2. 刺激のある飲食物
  3. 冷たい飲食物
  4. 柑橘系の果物

キノコ類、海藻類、豆類、ココア、ゴボウなどの食物繊維が豊富な食品は
消化されにくい為、胃腸に負担をかけます。

コーヒーやお酒、カレー、唐辛子などの刺激のある飲食物は、胃腸に刺激を与えます。
アイスや冷えたミルクなどの冷たい飲食物は、腸を刺激する為、下痢が酷くなる恐れがあります。

みかん、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果物は、
クエン酸が多く含まれる為、腸管を刺激してしまいます。

急性胃腸炎は胃腸の粘膜が荒れて、傷んでいる状態ですので、
通常の食事を行うと更に胃に負担がかかり、
症状を悪化させる要因になりますので、まずは以下の段階を守ることが重要です。

  1. STEP 1.水分のみ(基本絶食)
  2. STEP 2.流動食のみ(スープなど)
  3. STEP 3.ペースト食(ヨーグルト、プリンなど)
  4. STEP 4.固形物(具入りのスープ、味噌汁など)
  5. STEP 5.消化に良い物(お粥、うどんなど)

上記の段階を踏んでから通常の食事に戻していくことが大切です。

まとめ

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下痢や嘔吐、腹痛、そんな辛い症状とは早くさよならしたいですよね。
急性胃腸炎は、重篤な状態でない場合、意外と簡単に自宅で改善させることが出来ます。

早く治す対処法を知って、早い復活を目指しましょう。