マイコプラズマ肺炎と言えばひと昔前に流行した病気という印象がありますが、
最近再び患者数が増えているそうです。

すぐに「肺炎だ!」と気付きにくい病気なので、
感染した時のための対処法を知っておいた方が良いかもしれません。

そこで今回は、マイコプラズマ肺炎の治療法や適切な食事についてご説明します。

マイコプラズマ肺炎の病院での治療法は

マイコプラズマ肺炎は、他の肺炎のように「即入院!」とはならないことが多いです。
肺炎の中では症状が軽い方なので、投薬と自宅安静で対処します。

出される薬は、マイコプラズマに効力があるマクロライド系の抗生剤が主となります。
このほか、症状に合わせて咳止めなどの対症療法薬も併用することもあります。

最近ではマクロライド系の抗生剤に耐性があるマイコプラズマが増えているそうで、
この抗生剤で効果が出なければニューキノロン系、テトラサイクリン系の抗生剤を処方します。

これらの薬と自宅安静で治ることが多いですが、体力低下時の感染などにより、
高熱が続いたり、抗生剤がすぐに効かず悪化した場合は入院することもあります。

薬が効けば熱は下がりますが、解熱後も咳が続くため一週間程度は運動など避けた方が良いとされています。

こちらの記事でもマイコプラズマ肺炎について詳しく説明しています。

食事について気を付けたいこと

マイコプラズマ肺炎の食事には、「これを食べると良くなる」「これを食べると悪化する」というものはありません。

ですが、体力を付けて治りを早めるという考え方では、
消化が良くて高たんぱくのものを摂ると良いようです。

食欲があるようなら粘膜を丈夫にするビタミンB群ミネラル類も意識するべきですが、
まずは食べられそうなものを優先的に食べた方が良いでしょう。

具体的にはお粥や雑炊、煮込んだうどんやにゅうめん、
たんぱく源としては豆腐や鶏ささみ、胸肉、白身魚や卵などをあっさりめの味付けで仕上げたものがおすすめです。

また、咳がひどい時はモソモソしたものは喉の通りが悪く食べにくいので、
汁気のあるものを中心にすると良いでしょう。

高齢者などはあまりに汁がシャバシャバでもむせてしまいます。
そんな時は、片栗粉などでとろみ付けしてあげると食べやすいですね。

こちらのようなあんかけ豆腐が消化も良くおすすめです。

サプリメントや市販薬で対処は可能?

マイコプラズマ肺炎は、最初にお話しした通り抗生剤の投薬が主になります。
市販の飲み薬には抗生剤はありませんので、市販薬だけで対処するのは難しいです。

ただ、病院で抗生剤をもらい、熱が下がっても咳が酷い場合は、
市販の咳止め薬を飲んで鎮めることはできます。

サプリメントは栄養補給のためには便利ですが、
やはりこれだけで治療するということはできないものと考えるべきです。

何か飲んでおきたいということなら、ビタミンB群やCなどが良いでしょう。
亜鉛も細胞の修復を助けるため、傷付いた肺を治すのに効果的です。

予防のための食事とは

マイコプラズマ肺炎を予防するという観点からは、風邪と同じく免疫力を高める食事が良いとされています。

免疫力を高めるビタミンC粘膜を丈夫にするムチン腸内環境を良くする乳酸菌などがおすすめです。
ビタミンCは野菜や果物、ムチンはオクラやモロヘイヤ、納豆などに多く含まれています。

乳酸菌はヨーグルトやぬか漬け、キムチなどに豊富だということはよく知られていますよね。
ドイツのザワークラウトや酢漬けではなく発酵させたピクルス乳酸菌食品ですね。

これらの食材を毎日の食事に取り入れ、疲れやストレスを溜めないようにして
感染症に強い身体を作るのが、一番の予防策と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
マイコプラズマ肺炎と食事についてのお話でした。

マイコプラズマ肺炎は肺炎の中では軽い方のものとはいえ、しつこい咳は罹った人をもれなく悩ませるものだそうです。


こちらのように、咳のつらさを語る人は少なくありません。
酷い時には数カ月も咳が続き、肋骨が疲労骨折してしまうという人も!

マイコプラズマ肺炎は、風邪と勘違いして受診が遅れることもよくあるようです。
咳が続いておかしい!と思ったら、なるべく早く病院に行きましょう。