夏になると色鮮やかな野菜が並びますよね。
トマトの赤色にとうもろこしの黄色…
夏が旬の野菜には、夏を乗り切る栄養素がたくさん含まれています。
そんな夏野菜の中で、ヌルヌルした野菜がありますよね?
今日はそのヌルヌルした野菜について、調べましたのでご紹介したいと思います。
ぬるぬるする夏野菜の健康効果と夏バテに効果がある理由
ヌルヌルする野菜といえば、
里芋や山芋などを思い浮かべますが、夏野菜にもヌルヌルしたものが多くあります。
ヌルヌルしたものが健康によいと思っていても
一体どのような健康効果があるのでしょうか?
@ojyou_92 夏野菜。ヌルヌルして体にいいよ。
— ヒロ (@hirokit1) August 4, 2011
ヌルヌルした野菜の、ヌルヌルした部分は「ムチン」と言います。
ムチンは、元々胃の中の壁を覆う粘膜に含まれており、
強い酸性成分の胃酸から胃壁を守っています。
また、眼や気管、腸などの粘膜である粘液の主成分になります。
ムチンには、タンパク質分解酵素があるために、
タンパク質が効率よく吸収されます。
その為、夏にたまった疲れや疲労を回復してくれます。
更に、粘膜を保護するため、
冷たい物を多く飲むことが多い夏場に弱ってしまいがちな胃腸の働きを整えてくれます。
夏バテは、主に気温差以外にも冷たい物を多く摂取することでおきるので、
ムチンは夏バテに効果があります。
http://twitter.com/uptetbie/status/743964417335820288
ヌルヌルする夏野菜の種類
夏場に取れる野菜でムチンが多いものは
どのような野菜があるのでしょうか?
- モロヘイヤ
- オクラ
- つるむらさき
- じゅんさい
モロヘイヤやオクラはスーパーでも多く売られているので手軽に取ることが出来ますよね。
どのように摂取すると良いのか
生か軽く火を通すくらいがベスト!
ムチンは熱に弱く、60℃以上になると働きが弱くなってしまいます。
なので、生で食べるか、もしくはさっと火を通す程度で
食べることが効率的にムチンを摂取できます。
食事から摂り入れるのが難しい場合はサプリを利用するといいですよ。
おいしい食べ方のレシピ
夏場は食欲もわきませんよね。
そんなときにおすすめなのが、夏野菜のネバネバ丼です。
レシピを添えますので、是非ともつくってみてくだい!
水曜日は東京野菜の日
夏野菜がだいぶ出てきましたねぇ。
パスタやリゾットはもちろんのこと、グリルや
ソテーなどお好みでお召し上がり出来ます。
サラダやバーニャなどでもいいですね。
野菜のレシピは無限大‼︎!… https://t.co/6EaiJu4JW3— udagawa (@osteria_udagawa) June 22, 2016
夏野菜のネバネバ丼
【材料(2人分)】
- モロヘイヤ
- 1/2株
- オクラ
- 2~3個
- トマト
- 1/2個
- きゅうり
- 1/2本
- 塩
- 小さじ1/2
- めんつゆ
- 適量
- マヨネーズ
- 適量
- ご飯
- 茶碗2杯
- 白ゴマ
- 少々
【作り方】
-
オクラに分量外の塩をふり、板ずりします。
モロヘイヤは茎と葉にわけましょう。
-
鍋にお湯をたっぷり沸かし、
モロヘイヤとオクラをさっとゆでます。トマトも湯剥きしておきます。
-
トマト、きゅうりを5mm角に刻み、
オクラは薄切りにしてモロヘイヤも細かく刻みます。 -
ボウルに3と、塩、めんつゆを混ぜあわせ、5分ほどおいておきます。
味を確認して、丁度よければ、ご飯を装よそって
③を乗せ、マヨネーズを掛け完成です。
夏野菜はどんなもので合います。
アレンジとして、みょうがや納豆、
梅干しや生卵、しらす、ネギなどお好みの野菜を加えてあげると、更においしくなりますよ。
オクラやモロヘイヤのムチンにトマトのリコピンなど
夏バテした体には嬉しい栄養素がたくさん含まれています。
ご飯だとちょっと…という人は、そうめんなど麺類だとさらっと食べることが出来ますよ。
他にも沢山レシピはありますので、是非とも色々試してみてくださいね!
まとめ
夏は胃腸が弱くなったり、
冷たいものばかり摂取しがちで胃腸もすっかり弱ってしまいます。
そういった時にも、ヌルヌルした野菜を沢山食べて、
弱った胃腸をしっかり回復させましょうね。
また、食生活もですが、
しっかりと睡眠を取り夏バテしにくい体を作りましょう!