これからの季節、炎天下でいると気になるのが熱射病などが起こる熱中症ですよね。

小さな子どもがいる家庭は、
外出する時に心配されているところもあると思います。

時には意識障害を起こしてしまい生命に関わるケースも有る熱射病。
今日は、誰にでもできる簡単な予防の仕方や、漢方についてお話したいと思います!

外出するときなどにぜひ参考にしてみてくださいね。

熱射病・熱中症・日射病の症状の違いは?

2016-07-02b

よく似た3つの病名ですが、その違いをご存知ですか?
ここでは、これらの違いをご紹介します。


おおまかに伝えると、高い気温の下でおこる全身の倦怠感や
失神等の障害の総称が熱中症になります。
熱射病や日射病は、熱中症の症状の一つになります。

熱中症

高温や多湿の環境下で起こる、体の障害の総称になります。
熱射病も日射病も、熱中症の一種になります。

熱中症の症状は脱水や血管の拡張による
血圧の低下が原因で起こる失神を起こす「熱失神」、
発汗によりミネラルや塩分が不足し痙攣を起こす「熱痙攣」、
発汗で塩分の補給が追いつかずに脱水症状に陥る「熱疲労」、
体温調節機能が失われることで起きる「熱射病」になります。

熱射病

屋内、屋外関係なく、
高温多湿な環境に長時間いることで起こる病気になります。

熱射病の症状は、体温調節機能が上手く働かくなり、
倦怠感や頭痛、めまいやひどい場合には意識障害を起こしてしまいます。

汗が出ないことが特徴で、体内にこもってしまうため
熱が40度近く出ることがあります。

日射病

日射病は強い直射日光に、長時間当たることで起こる病気です。
熱射病と違うのは、体に変化を起こす原因が直射日光ということです。

日射病の症状は大量の汗を書くことで脱水症状になり、
体温調節中枢の機能が低下してしまい、倦怠感、悪心、めまい、
頭痛、意識障害、痙攣を起こしてしまいます。

予防に麦茶が良いの?

熱射病などの予防には、麦茶が効果的ということがわかりました。

鍵となる体温調節を行うのはミネラルのため、
ミネラルが不足してしまうことで、体温調節が上手く行えなくなります。
ミネラルは体内で生成されず、食事で摂取するしかありません。
その為、ミネラル入り麦茶は、
ミネラルと水分が両方摂取できることで熱射病を防ぐことが出来ます。

しかし、ミネラル入りのミネラルウォーターではダメなのでしょうか?

ポイントは麦茶の体温低下の効能

実はミネラルウォーターには体温を上げる効果があります。
しかし、麦茶の効能として、

  • 体温低下
  • 血液をさらさらにする
  • 胃の粘膜保護

といったことがあげられます。
そのため、麦茶であるということがポイントになるのです。

熱射病の対策に良い食べ物や飲み物は?

では、どういった食べ物や飲み物が予防に効果があるのでしょうか?

梅干し

食塩、クエン酸ナトリウム、
塩化カリウムを全て含んでおり熱射病の予防には効果的です。
1粒を500~1lの水に溶かして飲みましょう。

スイカ

熱射病の予防である水分の摂取として、スイカは非常に優秀です。
スイカは90%が水分で、糖分やカリウム、カルシウム、
マグネシウムといったミネラルも豊富なので、
少量の食塩を加えると効果的です。

スポーツドリンク

ナトリウムの濃度が血液中の濃度に近いものが熱中症では有効になるので
スポーツドリンクは熱射病対策に効果的になります。
しかし、糖分が多く摂り過ぎには気をつけましょうね。

牛乳

牛乳には血液を増加する働きがあります。
血液量が増えることによって、暑さに強い体になります。
運動後に飲むと効果的で、30分のウォーキングでコップ1杯が目安になります。

麦茶以外にも、自宅によくあるもので対策ができるのですね。
出かける時も、飲み物などを購入する時には目安にしてください。

効果的な漢方

生脈宝

生脈宝は夏バテを予防する作用があり、
大量に汗をかく場合に水やスポーツドリンクにとかして飲むと
持久力を増やし、熱中症の予防になります。

牛黄

牛黄は解熱、鎮痙といった作用がありますので
高麗人蔘といった体の元気を補う漢方と組み合わせると
熱中症等の対策に効果がある漢方になります。

簡単にできる対策方法

意識がなくなってしまうこともある、熱中症。
自分で簡単に予防するためにはどうすればよいのか気になりますよね。
簡単にできる方法をまとめてみました。

帽子をかぶる

帽子をかぶることで頭に熱がたまることを防ぎます。
頭に熱が溜まってしまうと熱中症等の発症につながりますので
夏場、外出する際には必ず帽子をかぶるようにしましょう。

小まめに日陰で休む

炎天下にいると体温がどんどん上昇してしまい、熱中症になってしまいます。
しかし、適度に日陰で休むことによって
体温を低下させて行くことが出来ますので熱中症対策になります。

濡れタオルを首に巻く

保冷剤なども有効ですが、すぐにできる方法としては
濡らしたタオルを首に巻くことによって、体温を低下させることが出来ます。

水分をこまめに取る

炎天下にいる場合には、意識して水分を多めに取りましょう。
ジュースなどではなくスポーツドリンクが一番対策になります。
喉が渇いた、と感じた時点で水分は不足しています。
渇いたと感じる前に、小まめに飲むようにしましょうね。

まとめ

これからの季節、炎天下で遊んでいたり作業していると
熱中症などの発症に気をつけなければなりません。
特に子どもなどは重症化してしまうときがありますので
しっかりと様子に気を配りましょう。