冬になると脅威となるのがノロウイルスによる感染症ですが、
予防のためには手洗いや消毒しかないのでしょうか。

できることなら、普段から摂る食べ物で
ノロウイルス対策をしたいものですよね。

今回は、ノロウイルス対策になると言われている食べ物を中心にご説明します。

ノロウイルスに効果ありと言われている食べ物

ノロウイルスには乳酸菌をたくさん摂ると良い
と言われていることをご存知でしょうか。

これは、腸内環境が良ければノロウイルスが入っても
感染しないという理屈から来ている対策法です。

乳酸菌が多い食べ物と言えば、
ぬか漬けやキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品ですよね。

これらを積極的に摂ることで、
ノロウイルスに代表される感染性胃腸炎
予防できるという説があるのです。

もちろん、入って来るウイルスの量や
その時の体調によって感染しやすさは変わってきますが、
少なくとも腸内が不健康な状態よりは予防できるはずです。

また、ヨーグルトには
健康効果を謳ったものがたくさんありますが、
特にノロウイルスに効果があると言われているのは
ラクトフェリンというたんぱく質を含んだもの。

リスクと戦う」という謳い文句の
LG21ヨーグルトというものがありますが、
これはノロウイルスと戦う、という意味ではなく、
ピロリ菌に効果があるという意味だそうです。
でも、腸内環境を整えてくれる効果もあるようなので、
普段から食べることに意義はありそうですね。

嘔吐と下痢が激しいときは何を食べるべき?

これまでのお話は、
ノロウイルスの予防となる食べ物のお話です。
実際に感染して、嘔吐下痢が続いている時は何を食べれば良いのでしょうか。

答えは、「何も食べない」です。
嘔吐、そして下痢が激しく起こっていると、
何を食べてもつらくなるだけですし、
結局吐いてしまうため、無意味なのです。

水分補給さえしっかりしておけば、
1~2日程度は断食しても健康上問題ありません。

口寂しくて何か食べたいとか、
嘔吐が治まって食欲が出てきたという時は、
消化が良いものを少しずつ食べてみましょう。

こんな時に良いと言われているのが、桃の缶詰です。
甘くて食べやすい上に
酸味が少ないため吐き気が出にくいですし、
加熱されているので生の桃よりも消化が良いです。

年配の方の中には、風邪や胃腸炎になると
桃缶を出してくれる人が多いですよね。
それにはこんな理由があったのですね。

また、下の動画にあるような卵雑炊なども消化が良くておすすめです。

プロが作る雑炊ですが、家にあるものでも簡単に作れます。

ノロウイルスの予防法はこちらの記事もご参考に♪

感染源となる食べ物

食べ物の話がたくさん出ましたので、
せっかくですからノロウイルスの感染源と成り得る食べ物についてもご説明します。

食べ物で感染源になりやすいのは、
カキやアサリ、北寄貝や赤貝などの二枚貝です。

これらの貝類は、
内臓に海中のノロウイルスを溜め込む性質があります。

そのため、しっかり加熱せずにこれらを食べると、
ノロウイルスに感染してしまうのです。

なお、焼肉で食中毒になったというニュースがよく聞かれますが、
これは生肉に寄生するカンピロバクターサルモネラ菌、O-157が原因です。

感染者が調理したものでない限り、
焼肉からノロウイルス感染する可能性は低いと考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これからの季節、ノロウイルスの予防や
対策はしっかりしておきたいですよね!

免疫力を強くする発酵食品を意識して食べるだけではなく、
感染源となる食べ物はしっかり加熱して食べる習慣を付けたいものです。

しかし、ノロウイルスは食物からの感染よりも
感染者からの二次感染が多いと言われています。

ですから、食品から感染することに限定すると、
感染者が調理した食品が一番危険です。

ノロウイルスはアルコールも酢も効かず、
75℃で一分以上加熱しないと死滅しませんので、
感染者が作った加熱しない料理、
もしくは加熱後触れた料理は最も感染リスクが高いのです。

もちろん、近しい人が感染すれば、
食品以外にも唾液や糞便からうつる可能性は常に付きまといます。

こんな時は、塩素系の消毒剤
消毒を行うなどして対策する必要があります。

免疫力を強めると同時に、
人から人へと感染する経路もなるべく断つべきだと言えますね。