毎年冬場に、多くの患者を生み出す、ノロウイルス
今年も大分市の小学校で150人もの児童が集団感染したと報じられています。

ノロウイルスは最強の感染性胃腸炎を引き起こすと言われています。
このウイルスに感染すると、激しい嘔吐、下痢、腹痛に見舞われ、
抵抗力のない子供やお年寄りが毎年命を落としています。

ノロと言えばカキ?

2016-01-05b

ノロと言えばカキとピンとくる方も多いと思います。
ノロウイルスはカキのような貝類、海産物についていることから、
それらを食べて感染することがありますが、
一番の感染原因は感染した人から感染する二次感染です。

最近では、カキ養殖生産者が
カキを出荷するときに入念なウイルス対策を行っています。

その方法は、海から引き上げたら、
殻の外側に着いた付着物(小生物)を取り除きます。

その後、濾過した海水を紫外線照射で滅菌した水槽で
24時間以上おくことでカキの中にあった細菌等はき出させるという手法です。

空気感染で大量に罹患

ノロウイルスは非常に小さいために、
空中に漂って感染を広げる空気感染を引き起こします。
こうした例があります。
ホテルの宴会場で嘔吐した患者がいて
その処理が徹底されていなかったために、
ノロウイルスが空調設備に入り込み、ホテル一棟に感染が広がったというものです。

お寿司のネタにウイルスが?

流行期に入るとあちこちでノロウイルスが発生します。
したがって、お寿司屋さんで生ものを食べて下痢や嘔吐の症状が出ると、
原因がそのお寿司屋さんで出たものを疑う気持ちになるのは、
ある意味当然ですが、原因がそこで提供された生ものには
ウイルスがついていずに、お寿司を食べたお客の手にウイルスがついていたという場合も考えられます。

ノロは人から人

例えば、すでにウイルス感染した者がお客でその店に来ており、
トイレを使用しその手についたウイルスがトイレのドアノブ、
水道のコック等、人が触る部分に付きそこからの感染ということも考えられます。

ノロウイルスは人間の小腸上皮細胞内で増殖するという変わったウイルスです。
海産物を生で食べる習慣のある私たちは敏感ですが、
こうしたノロウイルスの特徴を知っておく必要もあります。

また、お寿司の場合は手づかみで食べることもあり
いっそう危険性があることを理解しておきましょう。
ノロウイルスはおしぼりで手を拭いただけでは落ちません。
手洗いでノロウイルスを取り除くには、
手洗いの手順からいっても大変な作業となります。

ノロに特効なし

ノロウイルスには、他の感染性胃腸炎ではあるようなワクチンや
ノロウイルスにあう抗ウイルス薬もまだできていません。
また、ノロウイルスには通常の消毒薬もまったくといって言いほど効きません。
次亜塩素酸ナトリウムの水溶液による消毒のみが有効といわれています。

酢飯の効果?

これまで海産物で傷みの早い物に対して「で締める」ことで
安全性を高めるという調理法がありましたが、
ノロウイルスは酢で殺菌できるような代物ではありません。

確かに、通常の飯と酢飯の細菌の24時間の増加をみた
環境科学研究所の行った実験では通常の飯では
24時間後に細菌数が大きく増えるのに対して
酢飯は24時間後の細菌数に大きな変化はないため、酢飯は傷みにくいといえます。
しかし、殺菌という作用はないと思って良いでしょう。

ノロウイルスによる胃腸炎び治療

ノロウイルスによる胃腸炎にかかったら、
ノロウイルスを駆除する手段はありませんので、治療は対処的なものとなります。

ただし、嘔吐止めや下痢止めは使用できません。
嘔吐や下痢を止めれば、ノロウイルスを体内に留めることになってしまうからです。

その症状がおさまるまで、
他に感染を広げないように最新の注意をして自宅で耐えていなくてはなりません。

完全に治るまでは気を緩めない


参照:http://item.rakuten.co.jp/

ノロウイルス対策に日々のこまめな除菌も大切です。
一般的な除菌スプレーだと手荒れなどが心配ですが
こちらは酵素の力で除菌するタイプなのでお肌にも優しくできています。
万が一、お子様が飲んでしまっても大丈夫なくらい、
安心なスプレーだというのですから、驚きですよね。

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そうして、もう一つ大事なことは、ノロウイルスを広げないことです。
家族の中で誰かがかかり、治ったかなと思ったら別な者がかかるとなっては困ります。

また、症状が治まってからもお腹の中にはウイルスが残っていますので、
完全にいなくなるまでは、保育園や学校、職場は休むようにしましょう。