健康と美容への効果が高いことで知られるオリーブオイル
それ以外にも、アレルギーを持っている人に、
特におすすめしたい油でもあるんです。

アレルギーがある皆さんは、油はどんなものをつかっていますか?
あまり知られていませんが、使う油の種類によっては、
アレルギー症状が悪化することがあります。

今回は、オリーブオイルとアレルギーの関係、
メカニズムと症状について、ご説明します。

アレルギーが起こるしくみ

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まず、アレルギーが起こる仕組みについて事前に勉強しておきましょう。

アレルギーが起こる仕組みとしては、
口から食べ物が、目や鼻から花粉などが入ったあと、
本来なら身体に無害なもののはずなのに、
何かのきっかけでその侵入物を異物と見なしてしまうことから起こります。

この異物を、アレルゲンと言います。

アレルゲンが入ってしまった身体は、
免疫グロブリンというたんぱく質を作り出し、
次にそのアレルゲンが身体に入った時にアレルゲンと戦い、
副産物としてヒスタミンという化学物質を生み出します。

このヒスタミンが、かゆみや炎症の原因となるのです。

食べ物の場合、アレルゲンとなりやすい・なりにくい食べ物はありますが、
特定のものだけがアレルゲンになるわけではなく、
おおよその食べ物に、アレルゲンとなる可能性が含まれていると言われています。

この、アレルギーが起こる要因を踏まえて、
オリーブオイルとの関係をお話ししていきます。

油とアレルギーの関係とは?

アレルギーに悩まされ、食生活に細心の注意を払っている人は、
油の種類にまで気を付けます。

食用油には、オリーブオイルの他に、菜種油ひまわり油紅花油など、
たくさんの種類がありますよね。

その種類によっては、アレルギーに良くない油というものがあります。

この場合は、実はこの食用油自身がアレルゲンなのではなく、
その中にアレルギー反応を加速させる成分が含まれていることから、
大量に食べることを控える必要があるのです。

その元凶とは、大体の食用油に含まれている、リノール酸という成分です。

このリノール酸が身体に入ると、
アラキドン酸という脂肪酸に変換されるのですが、
このアラキドン酸が酸化した物質が、アレルギー症状を加速させるのです。

だから、前項のように、アレルゲンが入り、アレルギー反応を起こした時、
体内に過剰にアラキドン酸がある状態だと、
その反応を増幅させ、より重いアレルギー症状を引き起こすのです。

リノール酸を多く含む食品はありますが、食用油は、炒め物、揚げ物など、
使う頻度が高い食品ですから、過剰に摂取しがちになり、
アレルギー反応を強めてしまうのです。

オリーブオイルがなぜ良いの?

以上のような原因により、アレルギー持ちの人は、
使う油まで注意を払わなければいけません。

そこで、おすすめしたいのがオリーブオイルなのです。

健康効果が高いことで知られるオリーブオイルは、
リノール酸の含有量も10%程度と、他の油よりも少なめです。

例えば、一般的にサラダ油として普及している紅花油やひまわり油は
リノール酸が70%ほど含まれているので、
それと比較すると、オリーブオイルのリノール酸量がどれほど少ないかわかるでしょう。

しかも、オリーブオイルは、サラダ油よりも高価とはいえ、
どのスーパーでも手に入りますし、風味が良く料理に使いやすいです。

オリーブオイルをアレルギー対策に選ぶ場合は、
エキストラバージンタイプを選んでください。

これは、化学処理をせずにオリーブの実から油を搾ったもので、
その他のオリーブオイルよりも酸化が少ないため、より身体に害が少ないものだからです。

まとめ

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アレルギーが起こるメカニズムと、それに関わる食用油の成分、
そして、オリーブオイルを選ぶべき理由についてご説明しました。

あなたがもしアレルギー体質で、
気を付けているつもりなのに症状が軽減されないとお悩みなら、
一度使用している油の種類を確認して、
オリーブオイルに変えてみてはいかがでしょうか。

ご存知の通り、オリーブオイルにはアレルギー対策以外にも
数多くの健康効果が確認されています。

アレルギーが軽減されて、健康効果まで期待できるなんて、
試さない手はないですよね。

アレルギーで痒みや炎症が起こるのはとてもつらいことと思います。
だからこそ、身近なもので症状を軽くできるなら、ぜひ試して頂きたいものです。

あなたの症状が、より軽くなることを願っています。