話題沸騰のオリーブオイルを使った料理には
どのような健康効果が期待できるのかを徹底的に解説します!
オリーブオイルの種類や得られる健康効果・美容効果についても言及。
オリーブオイルとにんにく、アンチョビを使った簡単レシピや
食材の相性についても簡単に紹介!
オリーブオイルに秘められた驚くべき効能や魅力について
オリーブオイルの種類について
オリーブオイルはオリーブの果実から作られる油のことで、
その独特な風味はフルーティかつフレッシュと表現されることの多いオイルです。
市販されているオリーブオイルにはさまざまな表示がされていますが、
本場のイタリアでは国の法律によって厳密に分類されており、
味や香りによって幾つかの種類に分けられています。
たとえば私たち日本人にも馴染みの深いヴァージンオリーブオイルは
三つの種類に分類され、風味の素晴らしさや
酸度の低さ共に申し分の無いレベルだと判定された上質なオイルのみを
エクストラヴァージンオリーブオイルと呼びます。
次に上質と言われているのが、
辛味や苦味がやや強いファインヴァージンオリーブオイルと呼ばれる
精製せずに使えるオリーブオイルです。
これとは別にオーディナリーヴァージンオリーブオイルと呼ばれるオイルも同じく
精製せずにバージンオイルとして使えます。
三つ目は食用ではなく灯油などに用いられる
ランパンテヴァージンオリーブオイルですが、
このオイルは基本的に精製してヴァージンオリーブオイルとブレンドして使用されます。
次に精製オリーブオイルと呼ばれるオイルについてですが、
酸度が3.4%以上あるランパンテヴァージンオリーブオイルを
精製して作られたものをこのように呼びます。
酸化したオリーブオイルを化学的に脱色したり脱臭する事によって
還元するので、通常のバージンオイルよりも食味や香りは劣ります。
オリーブオイルの健康効果
健康志向の高まりと共に何かと話題になる機会が増えたオリーブオイルですが
その健康効果については現在でも世界中で研究が進められています。
最新の研究によって判明した健康効果の中には
ガンの抑制効果なども含まれています。
エキストラヴァージンオリーブオイルの中には、
フェノール成分のひとつとして知られるオレオカンタールが豊富に含まれています。
このオレオカンタールにはたった一時間でがん細胞を
死滅に追いやるほどの抗ガン作用が認められています。
つまり、オリーブオイルを日常的に摂取していれば図らずとも
ガン予防が可能となるわけです。
また、一日に小さじ4杯分のオリーブオイルを舐めるだけで
心臓病のリスクが大幅に低下するという研究結果も報告されています。
さらにオリーブオイルに含まれるオレイン酸には抗酸化作用が認められており、
心臓病や糖尿病などの生活習慣病の予防だけでなくアンチエイジングにも効果を発揮してくれます。
また、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は
脳にある満腹中枢に働きかける作用を持っているため、
食前にオリーブオイルを舐めるだけでも満腹感が起こりやすくなり、
食べ過ぎを抑制する事によるダイエット効果なども期待できます。
オリーブオイルを使った簡単レシピを紹介
オリーブオイルを使った料理としては代表的なものにパスタがありますが、
ここでは毎日オリーブオイルを摂取できる簡単レシピについて紹介していきたいと思います。
オリーブオイルとの相性が良い事で知られているのは
にんにくとアンチョビですが、これらの食材に加えて鷹の爪を入れるだけで
簡単なソースが出来上がります。
まず、オリーブオイルをフライパンにたっぷりと入れて
細かく刻んだにんにくとアンチョビ、鷹の爪を入れます。
その後、かなりの弱火でゆっくりと香りを出しながら炒めていきます。
このときにニンニクや鷹の爪が焦げてしまわないように
フライパンと火の距離を上手にコントロールするのがポイントです。
じっくりと時間を掛けて香りと旨みをオリーブオイルに抽出したら完成です。
この香味オイルはバケットに付けて食べたりパスタを作る際にも使えますし、
冷蔵庫で保存すれば日持ちも利くので大量に作り置きしておくのがオススメです。