正式には「流行性耳下腺炎」と呼ばれるおたふく風邪ですが、
この病気に大人がかかると大変だと言われていますよね。
症状がつらいだけではなく、合併症などのリスクも高くなってしまうからです。

今回は、おたふく風邪の症状、
大人と子供の違い、症状がきつくても食べやすいもの、
飲みやすいものについてお伝えします。

おたふく風邪のおさらいをしよう

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おたふく風邪は「ムンプスウイルス」という
ウイルスに感染することにより起こる感染症で、
一度感染すると終生免疫を獲得できるため、二度とかかることが無い病気です。

また、任意ではありますが予防接種もあります。
事前に予防接種を受けることで、その後の感染時に出る症状が軽くなります。

ムンプスウイルスの潜伏期間は2〜3週間程度ととても長く、
しかも潜伏期間のうちから周囲に伝染させてしまうので大流行しやすい傾向があります。

症状は、唾液腺の耳下腺、顎下腺が腫れ、
まるで「おたふく」のような見た目になるほか、
高い発熱、咳、鼻水などの風邪のような症状が出ます。

合併症としては、髄膜炎脳炎
難聴膵炎などを併発することがあります。
特に脳炎は重い後遺症が残り、中には死に至る人もいます。
また、難聴は一生続くほどの重症になることもあるようです。

大人の症状は子供の症状とどう違う?

以上のおたふく風邪の説明は、
子供が感染した場合によく見られるもの。
大人が感染した場合は、どのような症状が出るのでしょうか。

基本的な症状が子供のおたふく風邪と同じく、
唾液腺の腫れと発熱、鼻水などですが、起こる合併症が大きく変わってきます。

まず、よく知られているのが睾丸炎
https://twitter.com/ling56v/status/755632133662773248?lang=ja
思春期以降の男性がおたふく風邪に感染すると、約30%の割合で睾丸炎を併発します。
発症者の全てではありませんが、
睾丸炎になると精子の機能に問題が出ることがあり、
健康な人よりも妊娠しにくくなるという説もあります。

女性の場合も、卵巣炎を併発することがあります。
https://twitter.com/buu0725/status/761823851109953536?lang=ja
症状としては、下腹部痛や嘔吐、不正出血などが見られます。
また、慢性化する恐れもあり、
そうなると卵巣と他の内臓が癒着したり、月経痛や腹痛、腰痛などが起こります。

大人のおたふく風邪は、
上記のような生殖に関わる合併症があるため、
若い男女は特に気を付けるべきと言われています。

どんなものが食べやすい?

唾液腺が腫れて、食べるのも一苦労なおたふく風邪。
一体、どのようなものを選んで食べれば良いのでしょうか。

おたふく風邪になると、頬の腫れが痛んで口を大きく開けたり、
咀嚼することが苦痛になります。
そのため、ストローで飲めたり、
あまり噛まずに飲み込めるものが食べやすいようです。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

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ウィダーインゼリーなどの高栄養の飲料は、
少ない量でもエネルギーや栄養素を摂りやすく、重宝します。
日持ちもするので、一人暮らしの人は買い置きがあるといざという時に助かりますね。

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また、家庭で作ったものを食べる場合は、
薄味で刺激が少なく、やわらかいものや液状のもの良いでしょう。
例えば適温に冷ました卵雑炊、
野菜を丸ごとミキサーにかけたポタージュなどは栄養価も高いです。

こちらにあるようなバナナシェイクも、冷たくて飲みやすいです。

避けるべきものは、辛いもの、味の濃いもののほか、酸味が強いものですね。
味が濃かったり酸味が強いと唾液腺が反応し、痛みが増してしまうからです。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
大人のおたふく風邪は怖い」という話の意味が、おわかり頂けたのではないかと思います。

大人のおたふく風邪で怖いのは、
症状の重さというよりも、起こりうる合併症

男性の場合、大事なところが何倍にも腫れあがるということで、
身体のつらさだけではなく、本人の精神的な衝撃も大きいそうです。

また、女性の場合も、不正出血などが起こると
「将来、妊娠や出産に問題が出たらどうしよう……」と、強い不安を覚えてしまいますよね。

もちろんこれらは、子供の頃におたふく風邪を経験していれば心配の無いことなのですが、
その記憶が無い人は要注意です。

大人になっても予防接種は受けることができますので、
一度自分がおたふく風邪の抗体を持っているかどうか検査してみてはいかがでしょうか。