東北の大震災以後、ペクチンが注目を浴びるようになってきました。
良く知られているのは放射線障害で苦しむベラルーシの子供たちが、
リンゴペクチンを摂取しているという話です。

リンゴペクチンを摂取した子供たちは、
セシウムを多く体外に排出したといわれています。

またそれ以外にも、ペクチンは健康に良さそうな作用を持っているらしいのです。
では、そのペクチンを含む食品を食べるとどんな働きをして、
私たちの健康にどんな作用をするのか、これから見ていきましょう。

ペクチンとは、そもそも一体なんなの?

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私たちに一番おなじみなのは、ジャムやゼリー、乳製品ならフルーチェなど、
どろりとした、つまりゲル化した加工食品に添加されたペクチンかもしれません。

食品に添加されるペクチンは、
リンゴの搾りかすや柑橘類の皮から抽出したペクチンで、ゲル化作用を利用しています。

もともとペクチンは、植物の果皮部分、
細胞壁に含まれるガラクツロン酸という単糖がつながった、複合多糖類で植物繊維です。

フルーツ野菜に多く含まれています。
昔から天然の果実はジャムなどに使われていますね。

ペクチンの種類を、ちょこっと分子構造で見てみた

ペクチンは、分子構造でみた場合の鎖の長さや、
糖以外の置換基の数、またガラクツロン酸の含有量によって分けられます。

ガラクツロン酸のカルボキシル基がメチルエステル化されたものがペクチンで、
エステル基の量によって
エステル化度50%未満のものが、低メトキシル(LM)ペクチン、
エステル化度50%以上のものを高メトキシル(HM)ペクチンとして分類されます。

LMペクチンは、カルシウムイオンと反応してゲル化するので、
フルーチェなど牛乳系のものに使われることが多く、
HMペクチンは、ジャムなど酸味のある食品のゲル化に使用されます。

また、ペクチンには水溶性のものと不溶性のものにもわけることもできます。
不溶性のもは、未熟な果実に含まれ、果実が熟すにしたがって水溶性へと変化します。

ペクチンの健康への作用

ゲル化作用のあるペクチンは食品の増粘安定剤ゲル剤として、
さまざまな分野で利用されていますが、
ペンクチンの特性を利用した健康食品や、医薬品にも使われています。

ペクチンの食物繊維としての性質は、
胃腸の壁にくっついて消化を遅らせたり
脂質の吸収を抑えたりする働きがあり、コレステロール低下や、
急激な糖質の吸収を防ぐ効果も期待されています。

またペクチンは腸の働きを調節し便秘下痢にも効果があります。
リンゴペクチンは、その効果が大きいことが最近の研究でわかってきました。

とくに不溶性のペクチンを含有するリンゴペクチンは、
腸内の有害物質を吸着し排出する作用があり、
便秘ガン予防効果があるといわれています。

ペクチンの腸内を整える働きによって腸が元気になることで、
体調もよくなり、疲労回復の作用もあります。

ペクチンを多く含む食品とサプリメント

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ここまで見てきて、ペクチンは健康に良いことがわかってきました。
では、ペクチン含む食品は何があるのでしょうか。

ペクチンは、果物や野菜に多く含まれていることはお話しました。
例をあげると、果物ではリンゴ、レモン、ミカン、オレンジの皮、サクランボ、イチゴ、モモなど。
野菜では、キャベツ、大根、ニンジン、パプリカ、カボチャ、オクラなど。

摂取量としては子どもは1日2g程度、大人は4g
生のリンゴなら2個を皮ごと食べるとよいといわれています。
加熱してアップルパイや焼きりんごなどにしてもよいでしょう。

またペクチンのサプリメントもさまざまな種類のものが発売されています。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

利用するときは、糖尿病予防コレステロールに気をつけたい、
肥満を直したいとか、便秘を解消したい、
また放射性物質のセシウムなど有害物質を排出したいなど、目的に合うものを選びましょう。
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またペクチンの摂り過ぎは大事なビタミン、
亜鉛や銅なども排出してしまうので、用法には注意して摂取してくださいね。

そして上手にペクチンを生活に取り入れて健康な生活を送りましょう。