健康法には驚くほどたくさんの種類があります。
ローフードもまたそのひとつです。

しかし、最近ではローフードを過信してしまうことに疑問視する声も聞こえてくるようになりました。
加熱しない生の野菜や果物、魚や肉など酵素を壊さないような食事をとる・・・
といえば、酵素栄養学、酵素健康法を思い出します。
酵素を取り入れることは健康にいいはずでした。

それがなぜ冷え性などの問題が出てくるのでしょう?
ローフードのどこに問題があるのでしょうか。
あらためてローフードについて考えてみましょう。

ローフードとはどういう健康法?

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ローフード(raw food)は、1900年頃から欧米で提唱され広まった食生活で、
熱を通したり加工されていない生の食材を食べる健康法です。

食物酵素やビタミン、ミネラルこわさないで効率よく食べること
を目的としているといわれています。
その摂取法のひとつとしてコールドプレスジジュースなどは有名です。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

コールドプレスジュースとは、
ミキサーのように刃を高速回転させて野菜や果物を刻んでジュースにするのではなく、
低速回転で野菜や果物を絞ることによって、酵素を壊さずにジュースにできる優れものです。
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また、酵素を壊さない48度以下の加熱したものなら食べてもよいとされる。
野菜しか食べないベジタリアンと違うのは、生であれば魚や肉も食べる人もいることです。

今でも欧米を中心に人気があり、大都市にはローフード専門レストランもあるほど。

ローフードのよい効果とデメリット

ローフードは、果物や野菜などを生でたべることで、
酵素を壊さずとり入れることができるので、体調はよくなり、肥満や成人病の予防によい。

またダイエット美肌づくりなどにも効果があるといわれてきました。

しかし、近年ローフードを実践していた人たちの間から、
ローフードだけに頼った生活に疑問が出されるようになってきたのです。
その筆頭が冷え症でしょう。
加熱していない食材を摂取するため、内臓が冷えてしまうことがあります

胃腸の弱い人は、食物繊維の多いものをとることで、
かえって胃腸に負担をかけてしまいます。

ローフードの食材は、有機や無農薬のものを利用することが多いので、
それについた細菌や寄生虫の心配もあります。

なにか健康法を始めると、好転反応という症状が出ることがありますが、
ローフードも例外ではありません。頭痛や、倦怠感、下痢、鼻水など、人によって症状は違います。

また加熱をしない食材ではとれないビタミンや栄養素もあるので、
足りない栄養素の補給は考えた方がいいようです。

ローフードで冷え症になったとき、どうすればいい?

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ローフードをやめるか、休むかした方がベターかもしれません。

もし、ローフードをやめてみようと決めた場合、
からだを温める食事に切り替えることや、信頼のおける医師に相談するとか、
ローフードで冷え症になった経験者の話を聞きましょう。

日本の自然療法にも漢方と同じような考え方があって、からだを冷やす食べ物、
温める食べ物の分類もされています。昔はおばあちゃんたちから、
からだを冷やさないようにとよく言われたものです。

漢方では、その人の体質や症状によって、とる食材が変わりますから、
自然派の治療を考えるなら、漢方医に相談してみるのも良いでしょう。

最近では大きな病院に漢方の内科ができているところもあります。

ローフードでよい効果が出る人たち

どんな健康法でも、それに合う人、合わない人がいます。

ローフードでよい結果の出た欧米の人々、またハリウッドのセレブがいることは有名です。

欧米人は日本人と体質が違います。狩猟民族と農耕民族の違いかもしれませんね。
また住んでいる土地の性質や気候によっても違ってくるといわれています。

現代では、日本でも欧米型の肉食の食生活が浸透してきていますし、
テクノロジーの進歩によって以前と違ったストレスを抱えるようにもなってきました。

時間に追われ、ゆっくり食事をとる暇もないときもあり、
つい簡単な加工食品やファーストフードなどですませてしまうこともあります。
そういう過酷な状況で、肥満やさまざまな身体症状に悩む人々には、
もしかするとよい効果がでるのかもしれません。

けれども、よさそうだからと過信し過ぎないことが大切です。
ローフードも人によっては冷え症になる、ありえる関係であることを考えて、
自分のからだと相談しながら始めましょう。

人はそれぞれ体質や、年齢、性別、生活環境で違うのですから。