ライノウイルスって知ってますか?
「風邪引いたかも~」という程度の、鼻水や
喉のイガイガが出るとき、
あなたの喉の粘膜にくっついているのは、ライノウイルスかもしれません。
なんでもこのウイルスには、
漢方薬の代表格とも言える『葛根湯』が有効だとか。
他にもライノウイルスに有効なものがありそうなので、じっくり調べました!
ライノウイルスってどんなウイルス?
俗に言う『風邪』のもとのライノウイルス。
主に『鼻風邪』を担当しているそうですよ。
寒い季節に多く出回って、
冬に猛威を振るうインフルエンザとともに空気中に漂っています。
飛沫感染と接触感染により体内に入ってしまうのですが、
このウイルスは、33度のところでしか生きられません。
なので、鼻と喉の『上気道』という、
体内でも涼しい空気の通り道で増殖して炎症を起こすんです。
なので鼻風邪の症状を引き起こすんですね。
ライノウイルスと一口に言っても数百種類にも及ぶほどあり、
ライノウイルスその1に感染しても、
その抗体はその他数百種類には効果を発揮しないんです。
細菌と違って抗生物質も効かないので、
「風邪には対症療法しかない」とか
「風邪に効く薬はない」とかよく聞くのは、このためなんですね。
自分自身の免疫力が頼りです。
がんばれ!俺の白血球!俺の免疫力!鼻喉に取りついたウイルスをやっつけろ! #ライノウイルス #コロナウイルス
— とみ (@meow164) October 15, 2014
大人の風邪症状の半数から3分の1は、
ライノウイルスが原因とも言えるようです。
潜伏期間も短く、
感染した翌日から長くても3日くらいで発症します。
初期症状では頭や喉が痛み、寒気を感じるかもしれません。
くしゃみと鼻づまりも合わせて起こりやすいとのこと。
その後サラサラの鼻水が出はじめ、
次第に粘り気のある黄色から緑がかった鼻水へと変化していき、
量も減少していきます。
長引くと咳が出始め、完治まで2週間ほどかかることも。
鼻症状が強く出ますから、
接触感染を防ぐため重要なことは頻度が多く、
面倒に感じるかもしれませんが、
鼻をかんだら手を洗う!これを徹底すると感染拡大を防げますよ。
マスクの使用も大切です。
塩水でのうがいも効果を期待できそうですよ。
熱に弱いライノウイルスですから、
体を温める作用のある『葛根湯』が登場するわけです。
この後、葛根湯がなぜ良いとされるのか、
じっくり説明していきますね!
葛根湯を飲むと得られる効果
鼻水が出る、寒気がする。
先ほども説明しましたが、これがライノウイルスの初期症状です。
https://twitter.com/takaramonopaste/status/793566272474591232
葛根湯って、漢方薬の中でもかなり親しみがありますよね。
風邪の初期、肩こりや頭痛に効果を発揮します。
葛根湯は体を温める効果があるんです。
ライノウイルスが生きられる温度の33度よりも
体温を高められるという点から、葛根湯が有効なんです。
本格的な炎症が起こる前に、ウイルスを減らしてしまおう!
というわけですね。
保険も適用されているので内科にかかったときなどに、
風邪の引き始めに飲めるように
処方してもらえないか医師に相談してみるのもいいですね。
葛根湯の効果を最大限に発揮させるには、
「なんか寒い?喉も変かなぁ~」くらいの自覚症状を感じたら
食事を終えて2時間後、お湯で服用するのがベストです!
もしくは食事の30分前までに服用すると、効き目が良くなりますよ。
そして、注意点がひとつあります。
私がそうなのですが、葛根湯を飲むと胃がムカムカしちゃうんです。
胃の不快感やむかつきは、
葛根湯で現れやすい副作用でもあるんです。
もともと体力自慢な方でもなく、
胃腸も弱いためか葛根湯には不向きな体質のようです。
プラス、暑がりで汗かきな人は葛根湯の効果が出にくいようですよ。
市販の葛根湯でしたら、箱の裏面などに、
効果を得られる状態であるか
大きく書いてあるのでチェックができますし、
医師に処方してもらう時には、ご自身の体質を伝えることをお忘れなく!です^^
ライノウイルスについてはこちらの記事でも説明しています。
免疫力UPの食事でライノウイルスをやっつける!
私にとって一番お手軽感があるのは、
『はちみつ』なのですがあなたにとってはどうでしょうか?
喉に違和感を感じたら、飲み物をさ湯にしたり、
ティースプーンにはちみつを出して、そのままパクっと食べます。
直接パクリと食べると、
飴をなめるよりも早く喉が潤う気がしますし、
白湯を飲むと寒気も落ち着くんです。
『マヌカハニー』って知ってますか?
純度を低めた分、低価格になったものや飴もあります。
腸内の悪玉菌を抑制する効果があり、
殺菌作用が高いことで知られています。
乳酸菌を活発にさせる働きもあるので、免疫力UPに繋がりますよ。
ただ、癖が強いんですよね。
好みが激しく分かれる味のはちみつなので、
そこは心に留めていただきたいです。
喉が痛い→お腹痛い→寒気→眠い
完全に来ましたね。
とうとう奴がきました。倒れている場合ではないとネットで奴を早く治す方法をみたら、
マヌカハニーを舐めるといいと見て早速楽天でポチ。#風邪#マヌカハニー— 乾亜由美 (@inuiayumi) November 4, 2016
熱に弱いライノウイルスをやっつけるためには、
体温を上げる食べ物が外せないんですよね。
鶏肉、ネギ、生姜、火を通した大根・・・。
老若男女問わず、これをまとめて食べられるオススメのメニューは雑炊です!
あと、辛いものもポカポカしますよね。
適度な辛さで麻婆豆腐を作って、
「熱い!」とか「辛い!」とか言いながら家族とワイワイ食べると
体力もみなぎる気がして、テンションが低めの時ならこちらを作ります。
温かく、バランスの良い食事をとったら、
あとはゆっくりと体を休めることも重要ですよ。
規則正しい生活が、一番の風邪予防だとおっしゃるお医者さんもいました。
まとめ
鼻風邪を引き起こすライノウイルスが、
身近な存在である分撃退する方法も難しくはありません。
葛根湯は超初期症状で効果を発揮する薬ですから、
気のせいかも、と思うくらいの自覚症状で服用したいですね。
はちみつも、マヌカハニーにこだわることなく、
積極的にとってほしいです。
体の免疫力を高める食材にとらわれることなく、
温かい好物メニューで
心も体もぬくぬくして、十分な睡眠をとるのもいいですよ。
同じ時間に寝ること、起きることは体にとっては大切な栄養になります。
ライノウイルスが住みにくい体づくりを心がけたいですね。