ローフードを実践するローフーディストたちは、料理に牛乳を使いません。
またそのまま飲むこともしないようです。

代わりに代替えの植物性ミルクを作って利用しています。

一般に牛乳はからだに良いとか、カルシウムやタンパク源の補給として
欠かせないもののようにいわれているのに、
なぜ、ローフードでは牛乳を使わないのでしょうか?

その理由を解き明かしていきましょう。

ローフードについておさらいしておこう

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ローフードとは、加熱することで壊れやすいビタミンミネラル
酵素を摂るために生の食材で作る食事のことをいいます。

48度℃以下なら酵素を壊さないので加熱も認められています。
その食事をつづける食生活がローフーディズムです。

ローフーディズムは、1900年代から欧米で提唱され
広まったヘルシーな食生活ですが、
長く続けるとさまざまな弊害も出てくる場合があり、
アメリカではガイドラインができています。

ローフードはどんな食材を使うの?

果物、野菜、海藻、発酵食品、ナッツなどの種子類、豆類、発芽小麦などの穀類。

オリーブオイルなど。
またスプラウトは、発芽した植物で酵素を多く含み生食できるため、
ローフードには欠かせない素材です。

調味料として香辛料や、海塩、メープルシロップ、蜂蜜なども使われます。
人によっては野菜ばかりでなく、なども食べるようです。

牛乳の代わりに、ナッツミルク(アーモンドや、ココナッツ)や豆乳を利用します。
スイーツもこれらで作れます。

牛乳を使わない理由とは

あたり前のように、からだに良いからと飲んでいた牛乳ですが、
最近、牛乳についてさまざまな報告がされるようになりました。

カルシュウムが豊富な牛乳をたくさん摂る生活をして、
かえって骨粗鬆症が増えてしまったという、フィンランドのデーターもあります。

牛乳は酸性食品であるため、
摂取すると砂糖と同じように骨や歯からのカルシウムを引き出して、
血中のPHを中和させるといわれています。

牛乳は現在のように流通していなかった時代は生乳でしたが、今は違います。
加工され殺菌されていますし、さらに乳牛に投与されるホルモン抗生剤
食べさせる飼料の内容の問題もあげられます。

また日本人、アジア人は、
牛乳を分解するラクターゼという酵素が3歳くらいでなくなるいらしいのです。

牛乳にはカゼインというタンパク質が含まれていますが、
それは胃腸内でドロドロした凝乳に変わって栄養素の吸収を妨げるといわれています。

牛乳を飲んだ後、
お腹がはったり下痢をしたりするのも、そのような性質があるからなのですね。

酵素を大切に考えるローフードでは牛乳を使用しないわけがわかりました。
では、牛乳を使わない代わりにどのようなものを利用しているのでしょうか?

牛乳の代わりの植物性ミルクとカルシウム

ローフードでは、からだに負担をかけない植物性のミルクで
牛乳の代わりにしたり、カルシウムを多く含む野菜からカルシウムを摂取するようにしています。

まず、牛乳の代わりにナッツミルクライスミルク豆乳などがあります。
ナッツミルクには、生アーモンドココナッツがよく使われます。

生アーモンドには、酵素抑制の働きがあるので、
必ず一晩水に浸けてから使用します。

カルシウムをとるために使われる野菜には、カルシウム含有率の高い小松菜、
チンゲン菜、カブの葉、ダイコン葉、ケールなど。

もちろん、ナッツにもカルシウムは含まれています。

代用ミルクはベジタリアン以外の者にも優しい

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厳格なベジタリアンや、ローフーディストは、
当然のように牛乳を避け、代用の植物性ミルクを作って利用します。

ヘルシーで牛乳よりからだに負担のかからない植物性のミルクは、
一般の者たちにとってもからだに優しい食材です。

ナッツミルクや豆乳、ライスミルクなどだんだん知られるようになってきました。
アーモンドミルクやココナッツミルクの作り方など、
いまではネットで調べればたくさん出てくるようになりました。

ローフーディストでなくても、たまには、香りのよいアーモンドミルクを作ってみたり、
お子様と一緒に豆乳を使っておやつを作ってみてはいかがでしょう?

毎日の食卓がぐっと楽しくなるにちがいありません。