子供が感染しやすいとされている病気は結構ありますよね。
その中でも、冬場に乳幼児が感染しやすいのがロタウイルスです。

下痢や嘔吐の症状が出る感染症ですが、一度感染すると怖いのは
下痢や嘔吐だけではなく低血糖という状態になってしまうかもということ。

ロタウイルスで低血糖が引き起こされてしまうメカニズムと対策についてご紹介します。

ロタウイルスとは?

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ロタウイルスは、その名の通りロタウイルスによって引き起こされる感染症です。
感染する時期は大体1~4月の冬場に多く、主に乳幼児がなることが特徴でもあります。

保育園など、たくさんの乳幼児が生活する中などで
爆発的に流行することもあります。

ロタウイルスになると、急に嘔吐したり
または下痢をしたりという症状があらわれます。

本当に寸前まで何もなかったのに急に起きるというのもひとつの特徴です。
下痢になってしまった便は、色が白くなることも。

大体、この下痢は発症から1週間ほどで良くなってきますが、
あまりにひどい下痢の場合には脱水症状をはじめ
低血糖状態になってしまうこともあるので、ママは注意が必要。

さらに、発熱なども起きることがあります。
ロタウイルスは、また任意ですがロタテックという予防接種があります。

というのもロタウイルスは稀に、
脳症や腸重積などを引き起こす可能性がある病気とされており、
こういった稀な症状が発症してしまった場合には
重大な事態を引き起こしかねないので任意での予防接種になっているのです。

ロタウイルスはウイルス感染のため、対症療法のため大体1週間ぐらいは
ママが付き添って診てあげる必要がある病気なのです。

低血糖状態とは?

ロタウイルスの症状の部分で少し触れましたが、
低血糖状態とはどういう状態なのでしょうか?

そもそも、人は活動するのに必要なエネルギーを食事から摂取する糖質を
ブドウ糖にかえことで行っています。

このブドウ糖が人が動くなどの活動を行っている源なんです。
特に子供は大人以上にブドウ糖をたくさん使って成長しているからこそ、
普段からブドウ糖は足りないぐらいの状態だと思っていてください。

これが、ロタウイルスに感染して下痢や嘔吐が続くと、
ブドウ糖のもととなる糖質を摂取することができなくなってしまいます。

大人であれば、ブドウ糖がなくなれば
体に蓄積した脂肪を燃焼することが出来るのですが、
乳幼児はまだまだ脂肪はからだにほとんど蓄積されていないため、
ブドウ糖がなくなると低血糖の状態が起きてしまうのです。

このロタウイルスに感染して、
あまり食べ物を口にすることが出来ない状態が続くと
この低血糖状態になってしまう可能性があるのです。

軽い低血糖状態であればいいですが、低血糖の状態に気づかないままだと
急に意識障害を起こしてしまうということもある、思っている以上に怖いものです。

大人であれば、体に異変があればわかりますが、
それをまだうまく口にすることができない乳幼児は
ママがしっかりと様子をみておいてあげることが大切です。

ロタウイルスの低血糖対策に果物はNG

では、低血糖の対策はどのようにすればよいのでしょうか?
栄養価が高く、糖質もたっぷり含まれているものとして思いつくのが果物です。

果物には、ビタミンミネラルがたっぷり含まれていますし、
何より糖質もしっかりと含んでいます。

子供も果物が好きという子も多いので、
果物を出してあげると食欲がない中でも喜んで食べてくれる!
と思って、果物を用意しようとしていませんんか?

実はロタウイルスの時の果物はあまりおすすめはできません。
なぜなら、果物は消化があまりよくないという特徴があります。

元気な時に食べれば何ともないですが、
下痢や嘔吐を繰り返して胃腸自体も弱っている時に、
消化に力を要する果物を食べると体に負担をかけてしまうことになりかねないのです。

だからこそ、ロタウイルスの低血糖対策として果物は避けるようにしましょう。

低血糖対策になるものは?

では、果物でないのであれば
どんなもので低血糖の対策をすればよいのでしょうか?

下痢や嘔吐をしている時でも、効果が発揮されるものをご紹介していきます。

イオン飲料
とにかく、下痢や嘔吐が続くときは低血糖ももちろんですが
脱水症状になってしまうことが一番怖いです。

下痢や嘔吐で流れていってしまうけれども
絶えず水分を口に入れ続けることが大切なのです。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

糖分も塩分もしっかりと含まれているイオン飲料は
下痢や嘔吐の時にはぴったりなものです。
もちろん経口補水液なるものでもOKです。

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ブドウ糖
今や薬局ではブドウ糖の飴があります。
これを舐めさせてあげるというのもひとつの対策となります。

ただ乳幼児だとまだ飴をあげるのが怖いな、という場合には
ママが手に持った状態で舐めさせるようにすれば、
ブドウ糖を摂取することができます。

ゼリー類
ゼリーは特に食欲がない時には食べやすいものです。
ハンディタイプのゼリーだとするっと体に入りやすいので、
乳幼児でも食べやすいです。

何より、糖分以外の栄養もゼリーで摂取することが出来るので、
少しでも食べられそうであればゼリーはおすすめです。

まとめ

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ロタウイルスは、乳幼児が特に感染しやすい感染病です。
ロタウイルスを発症すれば、下痢と嘔吐で、
ママ達からするとその姿は見てられないほど。

ただ感染症のため対症療法しかなく、
とにかく下痢や嘔吐の症状が落ち着くまではママ達が看病してあげなければいけません。

看病の時に気を付けなければいけないのは、
乳幼児が低血糖にならないようにするということ。

下痢や嘔吐の症状が続くと脱水ばかりを気にしてしまい、
水分だけをとらせようとしますがそうではなくて、
活動に必要なエネルギーになる糖分が必要なのです。

低血糖になると、最悪の場合意識障害の症状さえ出かねません。
だからこそ、下痢や嘔吐でも効率的に糖質を摂ることが出来る
イオン飲料などをしっかりと飲ませてあげるようにしましょう。