大人が感染すれば、ただの風邪で終わるrsウイルスも、
赤ちゃんに感染すると大変なことになる場合もあります。

そんなrsウイルスにお母さんが感染した場合、
母乳から赤ちゃんに感染することは無いのでしょうか。

今回は、授乳中のお母さんがrsウイルスに感染した場合の知識と対処法をご説明します。

rsウイルスは母乳からは感染しない

2015-10-13b

まず、結論から言うと、
rsウイルスは、母乳を介して赤ちゃんには感染しません。

ですから、rsウイルスの感染に気付かず母乳をあげてしまったからと言って、
赤ちゃんに感染しているとは限らないのです。

赤ちゃんには、母体にいるときに
お母さんからもらった免疫が生後半年は続くので、
少しくらいなら菌やウイルスに対抗する力があると考えられています。

しかし、rsウイルスは大変感染力が強いウイルスであることと、
赤ちゃんにとって重症化しやすいウイルスであることから、
お母さんからの免疫が残っていても、
感染を100%防げるわけではありません。

あくまで母乳にウイルスが含まれることが無いだけで、
やはり別なルートからrsウイルスが赤ちゃんの体内に入ることがあれば、
感染する可能性があります。

一番気を付けたいのは、唾液や鼻水などの体液です。
これらが手指に付着すると、ウイルスも付いて行ってしまい、
そこから触れた物を介して赤ちゃんに感染する恐れがあります。

母乳からは感染しないが、家族からの感染はあり得る

別ルートからの感染として一番気を付けなければいけないのが、
お母さんが感染し、ウイルスが付いた手指で赤ちゃんに触れ、
それを介して感染することです。

そのため、母乳から感染することは無くてもrsウイルスに感染している間は、
乳房に付いたウイルスが赤ちゃんの口に入って感染する可能性も十分に考えられます。

また、そもそものことですが、
お母さんがrsウイルスに感染することを防ぐのも大切です。

外出時にマスクをしたり、うがい手洗いをしっかり行い、
育児で大変だとしても、栄養や休息をとることを忘れないようにしましょう。

しかし、ながら、旦那さんや他のお子さんなど、
家族がウイルスを外から持ち込んで来る可能性もありますので、
家族全員に予防策を実行してもらって下さい。

家庭内でのrsウイルスの感染率は8割を超えると言われ、
誰かが感染したら、ほぼ確実に他の人も感染すると考えてよいでしょう。

ですから、rsウイルスを家庭に持ち込まないことが、
結果的にお母さん、そして赤ちゃんの感染を防ぐことになるのです。

rsウイルス感染時に気を付けたいこと

まず、お母さんがrsウイルスに感染したとわかったら、
母乳育児は一旦ストップすることをおすすめします。

病院によっては、rsウイルスに感染していれば
免疫がついた母乳が出るからと、
そのまま母乳育児を続行するようにすすめるところもあるようですが、
上記のような手指に付いたウイルスからの感染を防ぐためには、
思い切ってやめた方が安心です。

また、ミルクを飲ませるにしても
やはり哺乳瓶を介しての感染が心配されますので、
ミルクを作る前の手指の消毒、哺乳瓶の消毒などは欠かさず行って下さい。

動画で、お鍋があれば家庭でできる煮沸消毒の方法が紹介されていますので、
参考にして下さい。

そして、授乳時以外にも、
赤ちゃんと接する際には、室内でもマスクを着用するようにしましょう。

こちらは花粉、ウイルスや大気汚染などから守ってくれ、
抗ウイルス性の素材を使用している優れものです。

もちろん、お母さんだけでなく、お父さんも兄弟たちも、
感染しているならマスク着用が必須です。

まとめ

赤ちゃんへのrsウイルスの感染予防や、
母乳育児の際の注意などをまとめてご説明しました。

これから寒くなってくると感染者が増えてくる、rsウイルス。
大人はただの風邪だと思って、
その原因がrsウイルスによるものだという自覚がないまま完治することが多いようですが、

赤ちゃんにかかると、呼吸器などに重い症状が表れ、
入院が必要になる場合もあります。

ですから、大人にとって小さな病気でも、
赤ちゃんの立場で考えて、しっかり感染予防や
感染拡大を防ぐようにすることが大切です。

赤ちゃんのため、そして自分自身のためにまずはうがい手洗い、
そして、ウイルスに対抗するため、栄養や休息をしっかり取って、
身体を強く保てるように心がけましょう。