夏でなくても、危険な思いをしたりプレッシャーなどで
「汗がでそうな」思いをすることってありますよね。

でも、一時的なものでなくても汗を実際にかいてしまうあなた。
ひょっとしたらそれ、多汗症という病気を疑った方がいいかもしれませんよ。

特にリラックスしていても目が覚めたばかりでも(暑いからではなく)汗をかいてしまうなら、注意です。

多汗症とは

2016-09-10b

交感神経が緊張するスイッチ。
副交感神経がリラックスするスイッチ。
ヒトはこのバランスを保って生きています。

例えるなら2つの車輪でバランスをとるように、どちらかだけではヒトは生きていけないのです。
その緊張するスイッチである交換神経が強くなったり勝手に入ってしまったりする。
それで汗が大量に出る。そんな状態が多汗症です。
と、思っていたらこんなツイートがありました。


ホルモンバランスが乱れたり生活リズムの乱れなどで多汗症になる場合も多いのですね。
生活はどうにかできますが、ホルモンバランスはほぼ不可抗力ですね(苦笑)

多汗症に漢方からアプローチ

寝ている間にかく汗、いわゆる寝汗のことを漢方医学では「盗汗」(とうかん)というそうです。
確かに盗まれたように思えなくもないですが面白いですね。
冷や汗は「戦汗」(せんかん)、これも分かる気がします。

そんな漢方医学ならきっと役立つヒントをくれるはず。
と思い漢方薬多汗症に処方される代表的なものをいくつか調べてみました。

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
市販薬なので個人でも買えます。
緊張したときの汗がひどい人向けでしょう。

防已黄蓍湯(ぼういおうぎとう)
防風通散聖という商品名で売られています。
私も飲んでいますが多汗症の人にも効くときいてびっくりです。
痩せやすくなるという嬉しい副作用も。

女神散(にょしんさん)
名前から分かるように、女性向けです。
ホルモンバランスが主な原因な場合によく効きます。

しかし、個人の判断で薬に手を出すのはリスクもあることをくれぐれも覚えておいて下さい。

漢方の効果については、こちらの記事でも詳しく説明しています。

養命酒が効果があるのは本当?

漢方薬多汗症に効くものはたくさんありますが、
では養命酒(漢方薬ではありませんが)はどうなんでしょう?
これは、人によって効果があるという意見・ないという意見に分かれます。

効果あり説

もともと多汗症は漢方医学でいえば「虚証」(体力が弱っている状態)です。
汗というのは体温調節のために適度に出すもので、
それが勝手に出てしまう、制御できないのは体力が弱っているからだという考えですね。
そのため、体力を漢方的な考えから補強しようというのは、ある程度効果があります。

逆効果説

養命酒は身体の冷え性を改善する飲み物です。
つまり、体温が上がって内臓からポカポカしてしまうのです。
それが、汗にとっては逆効果だという説もあります。

しかし、月並みかつ王道な結論ではありますが
「人による、体質による」この一言です。

多汗症に効果的な食生活

薬や薬っぽいものに抵抗があるというあなた。
食生活を少しずつ変えてみることから始めるのはいかがですか?

たとえば、普段飲んでいるコーヒーをハーブティーに変えませんか?
多汗症の場合、ジャスミン・ティー(茉莉花茶ともいいます)や
ペパーミント・ティー、カモミール・ティーなどがおすすめです。

ジャスミン漢方でも愛飲されている食材です。
ペパーミントはさわやかな味わいが飲みやすく、カモミールは頭痛などにも効きます。

それから大豆イソフラボン植物性脂肪を多く取り入れた食生活を心がけて下さい。
といっても何を食べたらいいのか具体的には分かりませんよね。

豆腐や納豆など、日本古来の食事はとても健康に良いんです。
特に納豆は骨を丈夫にし、脳血栓を防ぐなどの効果もあります。

大豆の効果はこちらの記事も参考にしてみてください。

多汗症がつらい…そんな時にすぐにできる対策

冷やす

保冷財の小さいパックをハンドタオルやハンカチなどで包んで
首・手首・手のひらなどを冷やしてみる。

血管が集まるところならば冷やせば全身が冷えるはずです。
夏は快適な方法ですね。

和服を着ること

肋骨あたりに帯をしめることで半側発汗といい、
汗をかく範囲を圧迫したところから半分に抑えられるのです。
この場合、下半身に汗をいくらかいても周りには目立ちませんから上半身、
帯より上に汗をかかないという効果ですね。
本当かなと思う人、京都の芸舞妓さんはその方法で顔に汗をかかないといいますよ。

ツボを押す

ツボについてまとめた分かりやすい動画があるのでご紹介しますね。

ツボというのは、間違って押したからといって特に害があるわけではありません。
危険なツボもありますが、薬や手術よりはずっと手軽でずっと安全な方法かと思います。

まとめ

2016-09-10c

現代というストレス社会に生きるあなた、
どうしても冷や汗(漢方用語で「戦汗」)をかく場合だってあると思います。

汗をかくにも色々種類がありますね。
スポーツで健康的に流す汗も良いですが、

そうでなければ普通に汗をかく現象が好きだという人はあまりいません。
しかし、汗というのは身体を冷やしたり老廃物を押し流す働きがある健康的な機能です。
気にしすぎることはないですし、
自慢することではないにしても「自然なこと」だと思っていれば良いんですよ。

それでも治したい、と思うあなた。
身近でできることから始めてみて下さい。
マイペースでいいんです。
多汗症に一番必要なのは気負いすぎずリラックスすることですからね。