すぐに治ると思っていた子供のとびひが、いつまでたっても良くならない……と、
困ってしまうことはよくありますよね。

そんなとびひの治療法としては抗生物質の投薬が主となりますが、
食事など気を付けることで、より改善を早めることができるそうです。

今回は、とびひの治療や食事からのアプローチについてお伝えします。

とびひの病院での治療法

病院でのとびひの治療は、原因となる細菌を殺す抗菌薬、必要に応じて痒み止めが使用されます。

軽度の場合は上のようなお薬を使用するだけで完治しますが、
重症化して皮膚が火傷のようにただれる
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(略してSSSSと呼ばれます)」に進行してしまうと、
入院して体調を管理しながら、不足した体液を点滴で補い、抗菌薬の投与が行われます。

軽症のとびひは早めに適切な治療を行えば一週間ほどで完治すると言われています。
ですが、自己流で治そうとしたり、薬を適切に使わなかった場合はそれよりも長引いてしまうことも珍しくありません。

とびひは軽く見られがちな皮膚病ですが、重症になると見た目にも痛々しくなります。
とびひの疑いがあれば、すぐに皮膚科を受診してください。

食べ物で改善する方法の一つ「マクロビオティック」とは

薬での治療だけでは不安、という人は、
食生活からも治りを早められるようにアプローチしてみてはいかがでしょうか。

食事から健康を作る方法はたくさんありますが、
日本生まれの健康食「マクロビオティック」がアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に良いと言われています。

マクロビオティック、略してマクロビの原則は、「身土不二」(その土地でとれたものを食べること)、
そして「一物全体」(食べ物の皮や葉まで丸ごと頂くこと)。

そして、体調に合わせて陰陽に分けられた食べ物を適切に摂ることで、
身体の内側から健康を作り出していくという考え方を基にしています。

マクロビというと質素なものしか食べられないという印象を持つ人も少なくないはず。
でも、マクロビの思想に反するものを食べたら台無しになるとか、
一生その食生活を続けなければいけないというものでもありません。

できることから始める程度でも効果はあるとされているので、試しに実践してみることをおすすめします。

とびひに効果的なマクロビ食は

マクロビ的な考え方では、
とびひを始めとする皮膚症状は「陰性過多」によって起こると考えられているそうです。
これを改善するためには、陽性の食べ物を多めに摂ることが良いのだとか。

陽性食品として挙げられるのは、
味噌や梅干しなどの塩気の強いもの、人参やゴボウなどの根の野菜です。

また、マクロビではあまり積極的に用いられませんが、
肉や魚、卵などの動物性たんぱく質も陽性食品に分類されます。

でも、これらを一気に摂るのは良くありません。
中庸(陰でも陽でもない食品)の中に陽性の食品を多めに取り入れる程度にして、
少しずつ体質改善を図った方が良いでしょう。

手軽にマクロビを取り入れる方法

でも、とびひにかかりやすいお子様の場合、
急に食事そのものを変えられると食べてくれないことも考えられますよね。
そんな時は、いつもの食事にプラスして「梅醤番茶」を飲む習慣を付けてみてはいかがでしょうか。

「梅醤番茶」とは、梅干しと醤油を入れた番茶のことで、陽性の飲み物に分類されます。
マクロビオティックでは「三年番茶」という三年寝かせた番茶を使うのが原則ですが、普通の番茶で問題ありません。

この梅醤番茶は一杯ごとに作る方法もありますが、
梅と醤油のペーストを作り置きして飲みたいときに番茶に入れるだけという手軽な方法があります。

そのペーストの作り方の動画を載せておきますね。

もし、ペーストを作ること自体が面倒だという人は、
お湯に溶くだけで作れる梅醤番茶の素が健康食品メーカーから発売されているので、そちらを使うと手軽で便利ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
とびひの治療法と、マクロビオティックを取り入れた食事から改善する方法についてご説明しました。

とびひは大人になるとかかりにくくなるのが一般的ですが、
身体が弱っているとちょっとの疲れで感染することがあります。
この場合は、元々の体質改善をした方が治りも早いし再発も少なくなります。

そんな弱った大人も、梅醤番茶を飲む習慣を付けてみて下さい。
とびひだけではなく冷え性や胃腸不良も改善させられるのでおすすめです。

今回紹介した梅醤ペーストは、手作りでも市販でも主原料は梅干しと醤油ですから、
料理にも活用できるので常備しておくと便利ですよ。

寒い季節こそ、身体を温める飲み物を飲んで強い身体を作りましょう!