毎年、各地で春先に白やピンクの美しい花を咲かせ、人々を楽しませてくれる梅。

6月頃には実をつけます。
その実は昔から、からだに良い食品として加工されて
私たちの食生活のなかに取り込まれています。

そのトップが梅干しでしょう。また梅酒や梅シロップに梅酢、梅ジャムなどがあります。

ペクチンが多いといわれ、最近人気なのが梅ジャムです。
今日はその梅ジャムに迫ってみることにましょう。

まず、梅について知っておこう

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梅は、中国が原産で日本に渡来したのは
奈良時代あたりではないかといわれています。

日本最古の医学書「医心法」に梅干しの効能の記載があります。
一般に広まったのは江戸時代でした。
梅は古くから日本人と関わってきた植物なんですね。

分類は、バラ目バラ科サクラ属落葉高木
300種以上の品種があり、野梅系紅梅系豊後系に分けられ、
主に梅の実を採るのは豊後系です。

果実はそのままでは食用に適さないことから、
干したり漬けたりと加工して利用されます。
健康食品漢方薬にもなっています。

漢方薬には烏梅という梅をいぶした梅の実があります。

効能は多くて、胃腸病駆虫止血殺菌抗菌作用など。
やはり健康に良さそうです。

ただ、青梅には中毒症状を起こす青酸が含まれているので注意しましょう。
生食はしないことです。
加熱したり、アルコール塩漬けにしてから食べましょう。

梅の効能をもう少し詳しく見てみよう

昔から梅には多くのことわざがあります。
番茶梅干し医者いらずとか、
梅干しは三毒を消すなど、有名なことわざですね。

ことわざになるほどの効能があったということなのかもしれません。
実際、梅の効能は最近明らかになってきています。

梅にはクエン酸リンゴ酸などの有機酸多くが含まれていますので、
疲労回復カルシウムの吸収を助けたり、
微生物の繁殖を抑える抗菌作用などがあります。

また胃がんの発生を抑制する働きや
動脈硬化の予防なども報告されています。

ミネラルも豊富でミカンやリンゴの4倍もあり、
ペクチンも多く含まれていますから、良いことづくめですね。

女性がよろこぶ効果もあり!

梅の実に含まれるクエン酸新陳代謝をよくし、
老廃物の排出に効果があるところから、むくみをとり、
美肌老化防止へつながります。

また梅の酸っぱさが唾液を多く出してくれる作用があり、
この唾液がアンチエイジングに効果があるといわれています。

美味しく摂りたい梅の成分
さまざまな健康に良い成分のある梅を美味しく上手に摂りたいですね。
梅干しや、梅酒、ジュースもよいですが、甘酸っぱい美味しいジャムにして、
毎朝のパンにつけたり、ヨーグルトにかけたりして食べるのもいいものです。

梅ジャムは料理の隠し味や、肉料理のソースなどにも使えます。

梅ジャムの作り方をまとめてみた

ネットでざっと見ただけでもたくさんの作り方が出てきます。
それらを簡単にまとめると、6月ごろに青梅、
それから完熟した梅と出回ってきますから、まずどちらかの梅と、砂糖または蜂蜜を用意します。

青梅の場合は2、3時間水につけてアクを抜きます。
鍋は酸に強いもの、ホーローやステンレス、土鍋などにして、アルミ鍋は避けましょう。

また出来上がったジャムを詰める煮沸消毒した瓶も用意します。
それで一年間保存できます。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

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SNSなどでもモデルさんやおしゃれな方がよく投稿してますよね。
いろいろなサイズがあるので、ジャム瓶としても使えますよ♪
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用意ができたら、梅をよく洗い、ヘタの部分をとりのぞきます。
ここから、それぞれ独自のやり方になってくるのですが、
一番多かったのは、皮ごとゆでる方法です。実に竹串やようじで穴を開けたり、
切り目を入れたり、へタの部分を少し破ったりしてから鍋に入れ、水を入れて火にかけます。

もちろん最初から皮をむいて煮る方法もありましたが、
ここではゆでる方法でまとめます。

青梅の場合は3回ほどゆでこぼし、
完熟の場合はそこまでしなくてもよいようです。

柔らかくなったら、ザルにあげ、冷めたら指でつぶすようにして種を取り身を出します。

それを裏ごしまたは、包丁などで叩いてつぶし、鍋に入れ火にかけます。
このとき砂糖または蜂蜜を半分加え煮つめてゆきます。

弱火でゆっくり混ぜながら味を見ながら残りの砂糖や蜂蜜を加えます。
一般に青梅なら、その量の7~9割の砂糖といわれていますが、
実際はお好みで。完熟梅なら青梅より少なめで大丈夫。

お好みの味と硬さになったら火を止めて保存瓶に詰めます。

梅ジャムを作る前には気をつけよう

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放射性物質が気になる最近。

使用する梅は、できれば放射性物質を測定したものを使うのがベターです。
無理な場合は流水でよく洗い、漬ける、皮をむく、
ゆでこぼす回数を増すなどして少しでも安全な梅ジャムを作ることを心がけましょう。

その場合、漬け汁や、ゆで汁は捨ててください。
放射性物質はそちらに移行しています。

加工、調理法によって、数値は下げられるといわれています。